普通一般的にはノートが綺麗に書けている子の方が頭が良いイメージがありますよね?
字も丁寧でとってもカラフルで、凄く見栄えは良いノート。
ですがノートの字が汚くても頭の良い子も多数存在します。
うちの旦那もどちらかと言うとめちゃくちゃ字が汚いですしノートに必要最低限しか書きませんが、確実にノートを丁寧に仕上げていた私より頭が良いです。
私はいかに綺麗に見えて、板書を全部写せるかにポイントをおいていたので全部を書き写すことに一生懸命でした。
ただ実はノートを綺麗に書くことよりももっと大事なポイントがあるんですね。
それをこれからお話していきたいと思います。
ノートをとるより話をしっかり聞けた方が良い

でも決してノートを綺麗に書くことがダメとか、意味がないと言っている訳ではなくて私のように
ノートにばかり集中しすぎて全部書き写すタイプの子の場合は、書いて自己満足しているだけに陥っているかもしれません。
自己満足パターンのノートは、まず色使いがカラフルで何色も使って書いている人が多いです。
事実私の筆箱の中も色ペンが沢山入っていて、ラメペン・マーカーペン・レインボーペンなど大量に入っていました。
そして取り出したい色もどこにあるのかすら分からない位埋れていました。
前に頭の良い子は持ち物から違うという記事でも書きましたが、私との違いは
筆箱なども見やすく整理整頓できているか・こだわりのペン数本だけに厳選して持ってきているか?の違いは大きいです。
開けた瞬間に取り出したいペンを出せたり、ノートも2・3色に抑えて書いています。
私の場合はとにかくペンを持っていることで満足しちゃって、あるからには色んな色味で書きたいしやっぱり見栄えにポイントを置いていたんですよね。
でも本当に頭の良い子は色も赤と青だけなど、重要度によって少し色を変えていた位です。
結局どんな色を使ってどうやって綺麗に書こうか。の方にばかり頭がいって、肝心の勉強が頭に入っていない状況になっていますね。
私としては先生が言ったことも一字一句逃さないように、とにかくひたすらノートに書くタイプなのですが実際はその場で瞬時に脳みそに入れて頭に記憶する訓練をした方がよっぽど将来的には役立つ気はしました。
仕事場などでも私はとにかくノートにずらずらずら…と書きなぐるタイプで、旦那はある程度聞いて覚えて本当に重要だと思うところだけノートに当初書いていたようです。
私の考えとしては、後から分からなくなったときのことを考えていつでも見返せるように書いておいているんです。
口頭で説明されたものって、日が経つにつれてどんどん記憶が薄れてしまうので私としてはノートに書いておけばとりあえず安心!と思って書いていました。
ノートに全部書いちゃう私のようなタイプは全員では無いですが、きっと頭の中で物事を順序立てたり整理するのが苦手なタイプが多いような気がします。
重要度の高いもの!とかここは大事!とかのポイントより、全てをマニュアル通りに仕上げるといえば良いのか…
ノートを綺麗に書くのは悪くないけど、私のようにその場で一字一句逃さないようにとにかく『書く』ことにポイントを置きがちな子はあまり頭に内容が入ってない場合が多いように感じます。
もう「後から見て覚えること」を前提に書いているので、その場で覚えることより後でどうにかしよう!の方が上回っていて、その場で覚える癖がつかないです。
それは将来的にも仕事に関わってくる訓練なので、ノートにしっかり書こうと思うよりも
先生が大事だよ!と言った所を分かりやすく自分でまとめて書いたり、板書も全部写すのではなくて自分で理解しやすいようにまとめる工夫をして書ける子の方が賢いな。と思います。
ノートは補足部分を合わせてまとめるもの!と考えた方が良い

ただどうしても小学校から「字は丁寧に!」や「はみ出さないように」「ノートは綺麗に!」を徹底的にやらされるので、どうしてもノートは綺麗に書かなきゃいけない。と思い込んじゃいますよね。
ノートを提出してチェックがあったり。
でも頭がめちゃくちゃ良い子で字が綺麗で、ノートも綺麗な子もいましたよ!
その子は別にノートを綺麗に仕上げることを目的にしてはいなかったと思いますが、ただ単純に元々字が綺麗なのとノートをまとめるのが上手かったという素質があっただけだと思います。
意識してどうにかしているとか、ノートだけ綺麗に書こうとかじゃなくてそういう子は元々の素質が生かされていると考えた方が正しいですね。
だから頭の良い子が全員ノートの字が綺麗なわけでもなく、全員が下手な訳でもなくそれぞれ同じ位の人数はいるけど、決して字が下手だからと言って頭が悪い訳じゃないよ?字が下手でも頭が良い子は沢山いるよ!という事です。
ノートって基本的に人に読ませる物じゃなくて『自分の為』に書くものだから、先生が授業で付け足して言った大事なポイントも入れつつ自分が後から見て理解出来て読めるのであれば、自分の為になっているので結果字が汚かろうが頭が良い子は理解できているよ!というお話です。
ただ字が綺麗なのに越したことはない

ただノートに関してはそこまで重要視しなくても大丈夫ですが、女の子は特に将来的にも書く機会が多いので字が綺麗な方が良いと思います。
結婚したり、子供が出来てから沢山のプリントや書類など手続きに関するものや重要書などを書く機会も多いので字が綺麗な方が見やすいですし、汚すぎるとやり直しさせられたり字で苦労することも出てくる可能性も高いので字が綺麗に書けるようになることは悪いことじゃないです。
男の人は「字汚ったな〜」位で笑って終わりますが、女性に関してはやっぱり大人になると字の綺麗さも見られるようになるので損は無いですよね。
だから1番は字が綺麗でノートも見やすいのが理想だけど、決してノートが見づらかったり字が汚くてもそれが頭の良し悪しに完全に関係しているか?と言うとそうじゃない!というお話でした。
まとめ
うちの子も何故か授業中のノートはめっちゃ汚くて、流石にもうちょっと綺麗に書こうか…と促していますが、「だって読めるよ!〇〇!ほら読めた!」と完全に開き直っています。
ですが宿題や提出物、人に見られる物の字になると見違えるように綺麗なんです。
私よりちゃんとした形でひらがなも書けていて、「え、めっちゃ上手じゃん!なんで普段からこうやって書かないの?」と言ったら、だって授業は忙しいもん!と言われました。
結局授業中のノートって授業が進みながら書くものだから、書くことだけに集中できるほど時間がある訳じゃないんです。
それなのにノートが綺麗に仕上がっているということは書くことだけに集中してしまって、話や内容が入ってない可能性も高いですよね。
そうすると説明を聞き逃したり、大事なポイントを抑えれなかったり集中する部分が違う方向にいっちゃいます。
だからうちの子がいう授業は忙しいから、そんなご丁寧にノートを書けるほど時間がない!という意見も正しいと思います。
だから使い分け出来るのが1番アリかもしれませんね。
人様に見せるものは綺麗に、自分で使うものは別に自分で分かって読めればそれで良い。と言うように。
うちの子、ノートだけを見たら他の子の方がめちゃくちゃ綺麗に書けている子もいますが勉強でいったら普通に理解もしているし、頭は悪くないと思います。
ノート=頭の良し悪しではない
というのは本当だと思います。