最近は「貯金」やそのために必要な「節約」の方法が数多くありますよね。
私も本当に色々試しました。
主婦向けの雑誌なんかを買って最初こそやる気満々で始めるものの、結局数ヶ月後には飽きたり続けるのが難しくなって辞めてしまったりがしょっちゅう。

本当に自分が続けられる貯金法って何かな?
と、ずっと自問自答していました。
でもここ最近やっとこれだ!と言う貯金法が見つかりました。
そこまで辿り着くのにかなり長い時間が…
意外と当たり前にある、ありきたり・ありがちな貯金法の落とし穴をお話ししていきたいと思います。
500円玉貯金

これ、定番ですよね。
でも案外この「500円玉貯金」は落とし穴があります。
それは、

財布の中からお金が減るのが早くなる
です。
500円って小銭の中でも結構大きい額ですよね?
確かに貯金として貯まるのも早くなりますし、500円と言う分かりやすい硬貨だからなんとなく貯金しやすいイメージがあります。
実際うちの旦那は私と一緒に住む前まで、500円玉貯金をして結構貯めていました。
だから合う人にはバッチリ合う方法なんだと思います。
ただ!
今と状況が違う所があって、旦那は私と住む前1人で住んでましたし今のように支出が大きい訳でも家族分の生活費がかかる訳でもありませんでした。
だからちょっとコンビニで買い食いしたり、会社の同僚や先輩とご飯を食べに行って500円が出て貯金しても余裕で生活ができていたんですね。
でも今は違います。
500円が出るたびに貯金していたら、財布の中からすぐお札が減っていくし結局足りなくてATMで下ろす羽目になる事が多々ありました。
順調に貯めていけてるときは嬉しいけど、ちょっと今月は収支がギリギリ…と言う時500円玉貯金って出来ないこともあります。

500円すら貯金に回すのがきつい…
みたいな。
そうなると毎月コンスタントに出来ていた500円玉貯金がストップしてしまうので、先月から全然貯金箱の中身が増えてないことにストレスを感じてしまいます。
しかも先月あんなに500円玉を貯金していなければ、今頃食費とかをやりくりした残りが普通に余っていたかもしれない…と思うと、貯金箱に恨みさえ持ってしまいます。
で、結局今月分の生活費が足りなくて500円玉貯金を郵便局で代えてもらったり。
そうなると貯金箱は空。
また元通りになる訳です。
500円玉貯金は「収支がギリギリじゃないゆとりがある家庭・人がやるべきもの」。
収支が割とギリギリで毎月生活費もギリギリの状態の人がやると貯金を崩さなきゃいけなくなってモチベーションが下がるので、やめた方が良いです。
毎月一定額貯金

例えば毎月

「50,000円は貯金する!」
のように一定額を必ず給料日に貯金する方法も落とし穴があります。
ハッキリ言いましょう。
これも金銭的に余裕がある方向けの貯金法です。
ある程度自由に生活費を使えて、固定費を引いたとしても余裕でお金が余る人はこの方法が適しています。
でも収支がギリギリな人は毎月この額!と決めてしまうと、何か予定外のお金が出て貯金できなかった時に一気にモチベーションが下がります。
それに絶対この額を貯金しなきゃ!と自分を追い込んでしまってお金を貯めることにストレスを感じてしまいます。
貯金のために無理な節約とかケチケチなお金の使い方をしてしまうと、逆に生活する事にストレスが溜まってヤケクソになる日がくるかもしれないので危険。
私は実際にそうなったんです。
毎月しっかり一定額をATMに入れていたのに、ある時生活が苦しくて貯金できず凄くムカつきました。

えーい!もうどうにでもなれ!!
って、貯めることがバカくさくなっちゃったのでこういうタイプには一定額貯金はオススメできません。
ほんとこれも余裕がある人向けです。
中身が見えない・壊さなきゃいけない・デカすぎる貯金箱で貯金

よくある、メジャーな豚ちゃん貯金箱ですね。
昔子供の頃憧れた記憶があります。
でもこういう中身が見えない貯金箱・デカすぎる貯金箱・壊さなきゃいけない貯金箱系は落とし穴があります。
まず中身が見えないと一体いくら貯まったのかが分からず貯まってる気がしないんですよね。
目で見える化って大事だと思ってて、やっぱり透明の入れ物で貯めると

「貯まってるわ〜!」
って実感するし、モチベーションも上がりますよね。
でも中身が隠されてると現状が見えないから、いつ貯まりきるのか分からずすっごくストレスになります。
それと壊さなきゃいけない貯金箱。
再利用不可だし、本当に何かあって足りなくなった時壊さなきゃいけないから罪悪感でいっぱいになります。
いつでも出せちゃうと使っちゃう。
いや、それで良いとさえ思ってます。
逆に「出せない」ってプレッシャーを感じると、なんか早く貯めて壊せる状態までもっていかなきゃ!って貯めることに焦っちゃいます。
貯金するのに壊すタイプってなんかそれこそお金を壊してる感覚になるし、プレッシャーを感じて早く満タンに貯めなきゃ!って思っちゃうので焦って良くないです。
あとデカすぎる貯金箱も、

いつになっても貯まらなそうでいつまで気長に入れ続ければ良いんだ…?
って貯金することに対してモチベーションが下がってくるので、自分が少し頑張れば貯めれるくらいの大きさの物を選ぶことが大事。
大きい貯金箱の方が貯め甲斐がある!って最初は思うんですけど、いざ使い始めると果てしなく感じてもうこんなんやめちまえ!!ってなっちゃうので私は、あまりに手が届かなそうな現実味がないような貯金箱も人によってはやめた方が良いです。
袋分け貯金

前に封筒で生活費を管理する方法もやめたと言いましたが、封筒貯金も私には合わなかったです。
例えばパソコンを買いたいから毎月封筒に10,000円ずつ入れる、こっちの封筒には誕生日まで5,000円ずつ入れる…とかあれこれ分散して貯金すると管理するのも大変だし、あちこちに分散されて一向に1つ1つの封筒の中身が溜まってるように感じません。
最初はそれぞれの目的別に貯めれて良いかも!って思いましたが、結局生活費が足りなそうな月が出てくるとそこから借りてしまったり、どれかの封筒にはお金を貯金できない!と言うことも出てきて結果続きませんでした。
貯金を分散しても良いのはお金に余裕がある人のみ。
それから家計管理をしっかりできて、しっかり目的に沿って貯金できる人だけ。
メンドくさがりなタイプはこれに手をつけると失敗する可能性の方が高いので、やめた方が良いです。
まとめ
失敗しやすい貯金法をご紹介しました。
あくまでも私の経験談込みですし、私はどちらかと言うとお金に関してはあまり管理が得意ではない方の人なのでメンドくさがりで家計管理が割と苦手な人はこれらの方法をやらない方が良いです。
それから、上でお話しした貯金法はあくまでも「お金に余裕がある人向け」って事を忘れちゃいけません。
ここを間違えると、毎月余裕がある訳じゃない人は貯金がストップしてしまう月が出てきてモチベーションが一気に下がります。
だから身の丈にあった貯金法を見つけましょうね。