よくいませんか?
人のせいにする人。
なんでも人のせいとまでは言わないけど、自分の中で嫌な予感がする時に人のせいにして自分は知らんぷりな人。
自分が上手くいかなくなると周りの人や環境のせいにする人。
でもある程度大人になったら環境は自分で選べて、人付き合いも自分で割り切ることができます。
それでも人のせいや環境のせいにするのは何故でしょうか?
周りのせいにするのはとっても簡単!
私でも出来ます。
でも選んでいるのは自分だと思いませんか?
今回は人や環境のせいにすることの無駄さをお話ししていきたいと思います。
人や環境と言うのはある程度自分で選べる

そう思いませんか?

あなたが今やっている仕事や住まい、着る服、付き合う人、ある程度は自分で選んでいませんか?
なのに何故でしょう。
いつの間にか周りへの責任転嫁をし始めるのは。
子供の頃は確かに家庭環境は選べない所があります。
そこで培った生活感や性格などはどうしても根強く残ってしまうものです。
ただ成人してからはある程度自分で自由に選ぶことが出来ます。
例えば仕事。
その仕事の始まりは自分であって他人が無理矢理やらせた訳では無いはずです。
友達。
友達は自分から選んで付き合うものなので誰かから一緒にいることを強制されている訳では無いです。
お金。
自分の生活に使うお金、趣味のお金、それに対しての収入、全てにおいて自分自身の中で解決しなければならないことです。
居場所。
いる場所は自分が必要で選んだ場所、そこにいたいと思った場所です。
パートナー。
自分にとって何か魅力を感じ、魅力的だと思われ引き寄せられた2人です。
これらを見ても分かる通り、大人になれば決定権は「自分」になるのです。
誰かがやれと言ったから、やるしかなかったから、そういうやり方しか出来なかったから。
ではなく、
「自分」が全て受け入れたことの結果なのです。
ではなぜ、上手くいかなくなると人や環境のせいにしたくなるのか?

大人になってからの環境や人はある程度自分で選んでいる。
自分で納得して受け入れたところもある。
と分かっていても、なぜ人や環境のせいにしたくなるのか?
それは

「自分は悪くない」
と言いたいからです。
周りがそうさせている、お前のせいでこうなった、そうやって誰かや何かのせいにするのはとっても簡単。
ただ、本当に本当に自分は悪くないと、100%自分に非はないと言えますか?
ちょっとは自分の思考が原因で環境や人に振り回されている所がありませんか?
だってやりたくないなら「No」と言えば良いだけ。
出来そうで責任を負えそうなら「Yes」と言えば良いだけ。
人間関係も同じ。
自分が嫌なら付き合わない方向に向けていけば良いだけ。
ちょっと嫌な所・合わない所があってもそれ以上に一緒にいる意味、幸せを感じるならいれば良いだけです。
そこを曖昧にしていませんか?
本当は嫌なのに無理なのに自分に嘘をついて受け入れてしまうと、それだけの人や環境が集まってきます。
自分が好きだと思うこと、好きな人にある程度囲まれている人というのはその判断を自分で取捨選択出来る人です。
人や環境のせいにするととても楽になるし、そこに同調してくれる人がいると更に楽になります。
それに慣れてしまうと、何かあるたびに人や環境のせいにして「自分は可哀想」と発信してしまうことになるので「不幸アピールか?」と思われるようになります。
不幸なことってアピールすることでもなんでも無いけど、それを話すことで自分に注目して貰いたい欲を満たしているだけですよね?
それと言い訳がしやすくなるっていう逃げ道を作っているだけ。
自分では無意識かもしれないけど、何かあれば「〜って言う事が過去にあったから…」とか「〇〇のせいでこうなってしまった」と言って自分を守ることが出来ます。
悲しいことや辛かったことを急に言われたら誰だって優しくしなきゃとか、頑張ってるよ〇〇は。と言わなきゃいけない雰囲気になってしまいますよね?
ただ最初にも言った通りある程度大人になったらどんな物事でも決定権は自分にあることが大多数です。
それを人や環境のせいにするのは、自分が可哀想だから誰か私のことを受け入れて!助けて!と他力本願で状況を変えようとするずるいやり方です。
納得がいかないのなら愚痴より行動をしよう

人間だから生きていれば自分の思い通りにならないことや、ちょっときつい事もやっていかなければいけません。
人や環境の事を言って、

「でも自分ももう少しこういう風にしなきゃダメだったな…」
と言えるようならその人は成長できる種を持っています。
きちんと「自分自身」にもフォーカスを当てていますから。
それが「〇〇のせいで」、それは環境でも人でもなんでも当てはまりますが、そうやって何かありきの理由をつけて自分にフォーカスを当てない言い方ではラッキーが舞い込むチャンスを逃してしまいます。
自分についてきてくれる人や、自分が居心地の良いと思える場所、何かしら1つでも変化させたい事があるのなら「行動あるのみ」です。
口から発した言葉で周りが動いてくれるのはほんの最初だけ。
やっぱりそこからは自分でどうにか違うルートを見つけて実際に行動していかないと「変化」と言うのは訪れません。
多分人や環境のせいにする人って変に責任感が強い人が多いです。
責任感が強いことは悪くないし、良い方向へ向けられれば上手くいきます。
ただこれは自分だけがやらなくて良いこと、物事をある程度自分が良いと思える条件で決められない人が変に妥協をして受け入れてしまうから、自分の理想とは違うものがどんどん引き寄せられてきます。
割とスッパリ切り離せる人は人や環境のせいにせず、自分でしたいように動きます。
愚痴や不満というのは自分のことを棚にあげがちです。
勿論周りの人にも原因はあるかもしれないけど、口から吐き出した所で状況ってあまり変わらないんですね。
それよりだったら、「今できる範囲でどうしたら1番理想に近づけるのか?」を自分に問うた方が状況変化は早まります。
どちらが良いでしょうか?
人や環境のせいにするやり方は勿論あります。
ただし、あまりそれが多いと癖になってまた自分が嫌だと思うことを引き寄せてしまいます。
だったら1でも変化させた方がその後自分に良いと思える事が舞い込んでくるようになるかもしれませんよ?
口から出すストレスよりも、行動あるのみです。
まとめ
人や環境のせいにするのは楽なんです。
簡単に人に優しくして貰えるし、少し頑張ったらよく頑張ったって言われるし、マイナスがあるからこそのプラスへの評価が過大になったりします。
ただそれはずっと続くものではなく、一瞬だけ味わえる感覚で長い目で見たら自分の行動力を変えた方が幸せになるチャンスが増えます。
人や環境のせいにしすぎて自分とはどんな人間なのか?の見方を見間違えないように。
あまり周りのせいにしていると愚痴人間になって、めんどくさい人認定されちゃいますよ。
嫌なら自分から飛び込まない事、取捨選択をなるべく自分が納得出来る条件で選ぶ事。
受動的になりすぎないように気をつけて下さいね。