私が一緒にいて違和感を感じる事の1つが、この「何を考えているのか分からない人」。
感情表現が豊かな人や、自分の意見を割と話す人にはそう思わないけど中には情報が乏しい人っていますよね。
情報が乏しいと言うのは相手に自分と言うものを伝える能力に欠けているため、自分がどういう人間なのかを全く伝えられていないと言う事です。
こういう人は一緒にいても、
「あれ?楽しいのかな?」
「本当は違う方が良かったかな?」
と相手に気を使わせてしまう傾向にあるため、人付き合いがあまり上手くいきません。
私は正直こういうタイプは苦手です。
では何故「何を考えているのか分からない」と捉えられてしまうのでしょうか?
受け手目線であげていきましょう。
表情が合っていない

経験したことがある人なら分かると思いますが、何を考えているのか分からない人って表情が今目の前で起きている出来事に合っていないんですよね。
だから違和感を感じてしまう。
あれ、今真剣に聞くところなんだけどな…とか楽しいはずの時間なのに…って思う時にそぐわない表情をしていたり。
急にどこかをボーッと見つめてみたり。
視覚って1番最初に情報として得るものだから、表情が乏しいとなんとなく「つまらなそう」とか「興味なさそう」っていうイメージを与えてしまうのです。
それだけならまだしも、あまりにもポーカーフェースが過ぎると馬鹿にされてるように感じたり見下された感じがして気分が悪くなる事もあるので表情から与える情報が乏しい人も「何を考えてるのか分からない」と思われがちです。
なんでもいいと答える人

たまにいませんか?
「何を食べたい?」と聞かれた時や「どこに行きたい?」と聞かれた時に「なんでもいい」とか「どこでもいい」と答える人。
聞いた側が1番困る答えです。
本人は気遣いのつもりで「あなたに合わせるよ」って言ってるのかもしれないけど、結局相手側に全部調べさせたり決めさせたりしているのであまり心地の良いものではありません。
しかも何が食べたくて、どんな事が好きなのか?が全く伝わってこないので周りの人皆が困ります。
それでも誰かが決めた事に文句を言わなければ別に違和感を感じませんが、皆が解散した後に自分の近しい人などに愚痴ってたり文句を言ってたりするのを知った時には「あの人って何したいのかよく分かんないよね」と言われかねません。
言葉と行動に矛盾がありますから。
なんでもいいとかどっちでもいいという返答は周りにいる人全員が勝手に決めても良いのか、本当にそれで不満がないのかと勘ぐってしまうので避けた方が良いです。
言ってる事とやってる事が違う

なんにでも当てはまりますが、
・俺・私は〇〇(物でも人でも)苦手なんだよね〜嫌いなんだよね〜と言いながら付き合ったり使っていたりする
・言っている事がコロコロ変わる(前は違う事を言ってたような…?と違和感を覚える)
・付き合う人で態度が違う
・口ではよく知識をひけらかすのに、それを証明できるだけの行動力がない
・本人から聞いた情報と周りから聞いた情報に矛盾がある
これに当てはまる人は案外自分では悪気なくやっていたりするけど、周りの人からすると矛盾点が多すぎて「どれが本当のあなたなの?」と疑心暗鬼になります。
すると関わっていて怖くなってくるから距離をとられたり、あんまり人が寄り付かなくなります。
前は違った事を言ってたような…?
〇〇は嫌いっていう割に他の人から聞くと普通に好きそう。
こういう違和感の積み重ねが信用を無くしますから、あまり矛盾点を大きくしない方が相手からも信頼されます。
それから人に合わせて言っている内容を変えたり、誰かの情報を違うように伝えるのも良くないです。
本心が分からないですし、人物像が掴みにくくなるので一緒にいても裏がありそう…と離れていく人が多くなります。
事実とは異なる事や、自分の本心を隠し過ぎるのも「ちょっと謎な人」「何考えてるか分かんなくて怖い」と言われてしまうのであまりそういう矛盾を作りすぎない方が良いですよ。
まとめ
自分の情報と言うものはある程度開示しないと、何が好きで何が嬉しくて楽しいのかとか、会話はどういう風にしようか?とかの判断がしづらくなるので周囲の人に気を使わせてしまいます。
その結果一緒にいても反応が薄くて周りが楽しくなくなったり、言ってる内容が人によって違うなど色々と違和感を感じてちょっとずつ距離をとりたくなってしまうので周囲から人が離れる結果に。
表情や感情、自分なりの考えや意見と言うものはある程度持って相手に伝えてあげると意思疎通が出来て安心感も与え居心地の良さを作り出してあげられます。
何を考えているのか分からない。とちょっと距離を置かれる人は与える情報を増やしてあげるともっとコミュニケーションがスムーズになりますよ!