子供の「良い」を尊重してあげる。直感を信じてあげる

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生活の事でも習い事の事でも子供が「やってみたい」とか「良さそう」って思う事ありますよね。

その時に親と子供で意見が分かれる時があります。

親は先に生きて来てなんとなく自分の経験や子供を客観的に見たものでこっちの方が正しいんじゃないか?良いのではないか?と判断します。

でも子供は自分自身の直感や素直な体感で良い・悪いを決めています。

そうなった時に親の意見を前に出すべきか、子供に合わせた方が良いのか迷いますよね。

私の場合は習い事に関してそれは凄く悩みました。

でも今では子供の「良い」を尊重してあげた方が子供は頑張れるのではないかと思ったのです。

今回はどうしてこの内容を書こうと思ったのかをお話ししていきたいと思います。

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以前のダンス教室を辞め、新しいダンス教室を探していた時に思ったこと

10月のイベント発表で前にいたダンス教室を辞め、新しいダンス教室を探していると記事にしたことがあると思います。

中々理想に合う教室が見つからず、それでも探していればいつか巡り会えるかも。と思い通える範囲内のダンス教室を調べて手当たり次第見学に行っていました。

でも子供はちっとも嬉しそうじゃなくて。

ワクワクするどころか、落ち込んだ様子がありました。

私はなんとなく新しい場所に行くこと自体がもうストレスなんじゃなかろうか。と思ってしまったのです。

大人でも新しい場所に飛び込むのは勇気がいるし緊張しませんか?
ただ大人はある程度人生を生きて来ているので、それに対しての耐性はそこそこ備わっています。

でも子供はどうでしょう?

まだそこまで心のバランスをとれる訳でも無いし、性格的な面でも凄く左右されやすいです。

自分の子供はどちらかと言うと人見知りで環境的ストレスを受けやすいタイプなので、慣れるまでに時間が必要です。

割と元気に溶け込めるタイプの子であればすぐに仲良くなれたり、環境にも割とすんなり合わせられます。

でもうちの子みたいに時間をかけてゆっくり雪溶けしていくタイプの子は、そもそも新しいものにストレスを物凄く感じやすいのです。

だからダンス教室の体験をこれ以上しても、子供の心には負担になるだけかもしれない

と思ったのです。

それに出会う先生と教室でまるで色が違うので、それも子供にとってストレスのようでした。

この先生やお友達は皆優しかった。とかあの先生と教室にはもう行きたくない。とか体験の度に自分を試されているようで疲弊していたのです。

環境に馴染めなかったり、あまり気にかけてもらえない教室に出会った時のショックが大きくてダンス自体が嫌いになってしまうのではないか。と私が気になり始めたのです。

実は子供ではなく親が試されている

よく子供を通して親も試されていると言いますよね。

まさに今回もそれなんじゃないかと思ったのです。

子供が苦しんでいるのを見てどう行動するのが正解なのか。

何かを妥協して決めるべきか。それとも子供が苦しかったとしても今は耐えて探し続けるか。

子供の色々な事の決定権はほぼ「親」にあります。

親が主導で動くのか、子供の意思を尊重して動くのか。

とっても難しいです。

耐えることを学べば将来的にへこたれない精神力を身につけられるかもしれない。

楽しい場所でやり続けていれば豊かな人生になるかもしれない。

どちらにしても良い事はあるのです。

ただ子供自身が背負うものを考えるとタイミングやその子の性格の部分も大きく関係してきます。

うちの子はまだ小学校低学年。

それに人や環境にもの凄くストレスを感じやすい気質がある。

さぁ、どこで判断をすれば良いのか。

子供を見て親が頭を抱えるのです。

でも悩んでいるって事はそれだけその人の事を考えているからこそ、すぐには答えが出せない事もあるのです。

だって今経験している事はこれから先のその子の人生を左右する訳ですから。

出会う人・与えられた場所でしか学べないんですもん、小さい内は。

今決定するダンス教室で出会う仲間や先生、踊りはうちの子にとって第二の人生のスタートのようなもので簡単には決められないのです。

親が理想を追い求めすぎると子供は心がついていけません。

でも子供に合わせるともう少し良い場所や人があったのではないだろうか?と思ってしまう。

子供が試されて、最終的に親が1番試されているということに気付きました。

迷った時は自分自身の直感を信じる

ここで言う自分自身は「子供自身」の事です。

良いも悪いも自分で選んで自分で経験してこれからの判断材料にする。

やって見なければ分からないのです。

食べ物も毎日同じものを食べませんよね?

だって飽きるから。

嫌な人と遊びませんよね?

だって嫌だから。

人間って自分の中にある「好き・嫌い」でどうしたって動く部分はあるのです。

本能なんですもん。

でも人に抑え付けられたら…

苦しくないですか?

間違ったら自分で正していけば良いし、やってみてやっぱりこういう決め方は良くないって思ったら変えていけば良いのです。自分で。

でも全ては「自分自身」。

人から与えられた環境などは自分にとって必ずしも「良い」とは限らないのです。

だから体や心が強く拒否しているならもうそれは本能的に何か「嫌だ」と悟っているのです。

子供も同じ。

うちの子は1番最初に見学したスタジオが良いとずっと言っていました。

あまり口数の多くない先生に、少し初心者コースにしてはフリが難しいかな?と悩んだ所はあったものの、初めて体験をしに行ったうちの子に皆寄ってきてくれて仲間として輪にいれてくれたのです。

それが何よりもうちの子は嬉しかったようで、「あそこの教室に行きたい」と始めから言っていました。

でも親としては思い描いていたレッスンとは違ったことから、まだ探そうと見送ったのです。

けれど待てども待てども良いところと言うのは出会わず時間だけが過ぎて行き、子供の顔も曇っていきました。

そして旦那に最後の体験が終わったあと「もう探すのは限界だと思う。これ以上探しても自分達が理想としている所に出会うまで何日かかるか…〇〇はあそこのスタジオに行きたいと最初から言っていたから、そこに決めてあげたい」と言ったら「〇〇が行きたくないって言うなんてよっぽど嫌だったんだね。もういくら探してもキリ無いし、最初に行ったスタジオの生徒さんは確かに本当に優しい子ばかりだったからもうそこにしてあげよう。先生も口数こそ少なかったけど、悪そうな先生では無かったしフリだって前の場所よりレベルも上がってて良いと思ったし。何よりダンスをすることが嫌になるのは〇〇にとっても良いことじゃないから」と言ってくれて、夫婦2人共子供の意思を尊重することに決めました。

でも旦那も懐が大きいなぁと改めて思いました。

普通なら「お金」「距離」「条件」など色々な事を考えて子供の意見だけで決めるのは良くない。って言ってもおかしくないのに、多少金額が高くても通う面倒さがあってもそれでも子供の気持ちを1番に考えて、受け入れれる心と言うのはこの先子供自身も絶対に忘れないのではないか。と思います。

それを受け入れてくれる人がいて、自分のやりたいを叶えてくれる人もいる。

それも生きていく上でとても大切になってくる心の勉強なのです。

でも1番大事なのは自分が好きで自分がやりたい所で学ぶ事なのです。

でなければ体や心の拒否反応が出て、想像以上に辛くなり吸収できなくなります。

終いには好きだったことが嫌いになることだって。

本来ダンスは楽しむもの、自分の好きなように表現するものなのです。

だから決まりなんて無いのです。

自分が好きな場所で好きな人と一緒に踊るから楽しいのです。

嫌な人と一緒のスタジオで踊っても楽しく無いのです。

だから自分の中にある「これだ!」が反応したなら、それをまずは信じて動くこと。

いらない条件や思考は捨てて、本人が楽しいと心から思える場所で思いっきり踊ること。

それが今後の子供自身の人生の豊かさに繋がるのでは無いかと思いました。

まとめ

親はついつい先回って色々な事を考えセーブさせたり、ストップをかけてしまいます。

確かに子供自身はまだ知識や経験が少ないので時には親が判断してあげる事も必要です。

でも人間と言うのは本来自由に選択できて、自分で好きな方を選ぶ権利だってあるのです。

親の意思というのは親自身がもつ思考で、実際に場に立つ本人が納得していなければ多分続かないし心が壊れてしまうのでは無いかと思います。

子供が直感的に良いと感じ意思をぶつけてきた時には、それも尊重してあげるのが親の役目だと思います。

お金などの現実的な問題もあるけれど、お金では買えない人生の経験と言うものを子供には豊かに育てて欲しいと思います。今は。

将来的に自分自身が好きな事でお金に繋げられたら結果親も嬉しいと思いますしね。

迷った時には子供の直感を信じてあげる。

人生には「超意識(高次元の意識)からくる直感力」も大切かもしれませんね。

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