あなたは1年生の最初、
厳しい先生とやさしい先生はどちらが良いと思いますか?
私が最初、周りのお母さん達から言われた事は
最初が厳しい方が絶対良いよと言われました。
うちの子の担任が、
ベテランで厳しそうな先生だったよ!と言うと
「1年生は間違いなく厳しくて
ベテランの先生に指導して貰った方が良いよ!
1年生は基礎になる時期だから最初が肝心!」と
どのお母さんにも言われました。
ただ怒鳴りつけるとか殴るとかそう言う事ではないです。
1年生のうちから、学校のルール、話の聞きかた、
明日の持ち物やプリントの提出、時間などを
甘やかさずにきちんと徹底的にやってくれる先生のクラスは、
後々学校生活に困らない基礎が知らず知らずに
ついていきます。
そして緩いクラスに比べて差が出てきます。
1つ許すとどんどんエスカレートする

私の子供が幼稚園の時もあったんです。
そのクラスの先生によって
良い・悪いの基準が違う事。
男の子はそういう問題は少なかったのですが
女の子は髪のアレンジ、服、リップクリームなど
色々過剰になりやすくなります。
1人がやると
「私も!」とか
家に帰ってきてから
「〜ちゃんがこういう物を持ってきてて、
ねぇ良いでしょ?」とママにねだってきたり、
キリが無いんですよね。
年中の時凄く厳しい先生がいて、
その先生は学校に必要のない物を持ってくることは
絶対に許さない先生で、
例えばちょっと前に流行ったアクアビーズを
子供同士が交換したがって持っていくと、
「学校に関係ないものは持ってこないで!
今すぐしまってね。」と言うんです。
リップクリームを出しちゃった子、
シール交換してる子。
そういう物々交換的な事や他の子に関わる事を
完全禁止にしていました。
子供達からすると窮屈な事で
それを聞いた親御さんも文句を言っていることが多かったです。
確かに私達の時は
シール交換とかも学校で普通にしてたし、
そこまで禁止されてませんでした。
ただ年長になって新任の先生に変わって、
その先生はアクアビーズやシール、リップクリームなどに
寛容な先生でした。
もしかすると新任だったので、子供達が持ってきてるって事は
学校全体で禁止されてないのかも。と思った可能性もありますが。
とりあえずその先生は何も言わなかったんですよね。
そうしたら私の子もリップクリームを持っていく!と言い始めて
「え、ダメじゃないの?去年〇〇先生はダメって言ってたじゃん」
と言ったら
「え、いいんだよ。だって〇〇ちゃんも持ってきてるし
何も言われてないもん。」と言い出しました。
女の子は本当にお洒落なことが好きだし
誰か1人が持ってくると絶対連鎖します。
きっとうちの子のクラスだけ
リップクリームを持ってき出すし、
子供達は普通にトイレとかでも使うから
いつか他の先生に見られて、
何か言われるだろうとしばらく様子を見ていました。
そしたらそう時間も経たずに
子供が帰り道に言い出しました。
「あのね、リップクリームやっぱりダメなんだって。
〇〇先生(前の年に子供の担任だった厳しい先生)に
言われちゃったんだって。先生が(新任の先生)。
理由があって唇が切れちゃうとかそういう子は
ちゃんとママに連絡帳に書いてもらって
先生に出したら持ってきていいんだって。」
やっぱりなぁ・・と思いました。
うちの子供のクラスの子たちは
皆持って来始めてたし、
トイレでも塗ってるとか言っていたので
他のクラスの子が見たときとか、先生に見つかった時
絶対言われるだろうと思っていました。
正直やっぱり子供同士って1人を許しちゃうと
他の子もつられて持ってくるし、
私のは可愛くない。とかあの子のダサいとか
持ってないの〜?とか
そういうのって絶対あるんですよね。
だから1つを許しちゃうと
これも良いよね!これも大丈夫だよね!と
勝手に判断をして持って来て
他の持ってない子が置いてけぼりになったり
目に見て嫌な思いをする子が出て来たり、
仲間外れにされたり、そういう事がおきます。
今って禁止事項が多いって聞くんですけど
その幼稚園のあれこれを見てから納得しました。
学校は楽しんでいくのは大事だけど
遊びに行くところではないよ!と私も言っています。
集団がまとまらなくなる

クラスの先生って何十人の生徒に対して1人とかですよね。
十人十色の生徒をまとめあげなきゃいけません。
そうなった時に子供の機嫌を伺って指導していたら
子供ペースになり、好き勝手する子も出てくるので
全然まとまりません。
それに小学校1年生ってまだ園の感覚が抜け切れてないので、
そのまんま小学校を過ごそうとするんですよね。
でも一段階上に上がるわけですよね。
幼稚園・保育園から小学校へ。
なのでここからは違う場所になり
違うやり方になる!と言う
けじめが必要です。
そして最初に厳しい先生にあたると
それが当たり前になりますよね。
授業は静かに座って聞くもの。
お友達とは仲良く。意地悪や汚い言葉を使わない。
先生や目上の人に対してはちゃんと「です。」「ます。」を使う。
当たり前の事なんですけど、結構ちゃんと出来ない子が
多いみたいです。
最初ってこれから積み上げて行く上での
1番最初のスタートなので、
そこで色んなことに揉まれて厳しいことに
慣れておいたほうが絶対今後の為になります。
クラスのルールがきちんと統一されて
しっかり守れると
クラスの雰囲気も良くなるし、
誰か1人が騒いで授業が聞けなくなったり
叩いたりするとか悪いことを出来なくなるし、
子供は厳しいくらいがちょうど良いと思います。
ダメな事はダメ!良い事は良い!と
ちゃんと教えられる先生で無いと
集団はまとまらないのが事実です。
まとめ
昔は厳しい先生は当たり前にいたんですよね。
でも学校の中での自由度は昔の方があった気がしますが・・・。
ただ鉛筆削りなども今は持ってくるのを禁止されていますが
それで良いと思います。
やっぱりカスが散らかったり、むやみやたらに削ったり
男の子なんて特にやってる子いました昔。
あと先が尖って無いと妙に落ち着かなくて
こまめに研ぎ直す子とか・・・。
とにかく全員が統一されてそれを当たり前にしていかないと、
他の子にも迷惑がかかるし、全体的に落ち着かない雰囲気になって
学級崩壊しちゃいます。
これから学年が上がったとしても
授業や生活に困らないための基礎を
1年生の頃から厳しく教えられた方が、
今後自分が困らないんじゃないかな、と思います。
私は最初こそ
厳しい先生に受け持って貰えるのが
スタートとしては1番良いと思っています。