1年生最初の恒例行事と言えば『朝顔』ですよね。
私が1年生の時も育てました!旦那ももちろんそうです。
代々1年生は朝顔と言う定番がありますね。
ところで、どうして小学1年生は朝顔なのか分かりますか?
ちょっと気になった事がある人も絶対いると思います。
そこで今日は簡単に、1年生がアサガオを育てる理由とアサガオを夏休み前に持ち帰ったときのポイントを踏まえてお話しします。
なぜ1年生はアサガオなの?

まず新1年生が最初に育てる植物がなぜアサガオなのか…?
それは、育てやすいこと!です。
アサガオは基本的に日光と水という条件が揃えばある程度育ちやすいと言われています。
だいたい新1年生が入学するのが4月ですよね?
それから種まきをして、育つことを考えれば絶好のタイミングなのです。
今から暖かくなるよ〜と言う時期に種まきをして育てれるので、アサガオにとって好条件なんですね。
あとは、持ち運びしやすい事もメリットです。
1年生はまだ体も小さいので、植木鉢を持ち上げるのも一苦労ですよね。
でも小さいプランターに少量の土でもある程度ならスクスク育つので、管理もしやすいです。
これは本当かどうかは分かりませんが、もう1つ考えられるとすれば
生活リズムを一定に出来るという子供に向けたメリットもあると言われています。
朝顔は『短日植物』と言って、夜の長さが一定にならないと花をつけない植物なんです。
夜に街灯や家の光など、人工的光が当たる場所では花が咲きづらいと言われています。
アサガオに夜間も光が当たってしまうと、ずっと昼間だと勘違いしてツボミの成長などが上手く行かないそうです。
なので、夜はアサガオに人工的光が当たらないようにする必要があるので早寝をする事が必須です。
そして、水やりは朝・夕の2回やる必要があるそうです。
それも真夏日に関しては暑くなる前の早朝に水やりをする必要があって、日が上がりきってから水やりをしてしまうと水の温度が高くなってしまって根腐れなどを起こす原因になるんだそうです。
そして夕方も日が暮れて少し涼しくなってきたタイミングで2回目の水やりをするのがベストなんだそうな。
意外と奥が深いですよね〜
夜は人工的光を遮り、朝は超早い早朝に水をあげる必要があると言うことで結果的にアサガオを綺麗に育てたいなら生活リズムを整える必要がある事が分かりますね。
そして夏休み明けに持ってきたアサガオを見れば、その子・そのお家の人がきちんと生育に携わり規則正しい生活リズムを送れていたのか?が分かるのが目的なんじゃないか説がありますね。
ま、定かでは無いですが。
とまあ、これが1年生として最初に何かを育てる訓練として考えられる理由!と言った感じです。
水やりのタイミング

これはさっきのなぜアサガオなのか?の所にも出てきましたが、基本的にアサガオの水やりは
朝・夕の2回です。
真夏日は特に、朝8時前までにはプランターの下から水が流れる位たっぷりとあげるのがベストです。
さっきもお話した通り、日が上がりきってからでは土の中で水がお湯のようになり、根腐れなどを起こしやすくなるからです。
そしてなるべく太陽が上がっている日中の水やりは避け、2回目を日が沈んだ夕方にあげるようにします。
ただし水やりが大事だからと言って、やみくもにジャバジャバあげてはいけないんですね。
必要以上の水をあげると根っこは水で溺れてしまって、呼吸が出来なくなってしまうそうなので育ちにも影響するそうです。
あと梅雨時期で雨が当たる場所に置いている場合は、1日2回の水やりはしないほうが良いそうですよ。
雨の水だけで充分育つので、あげすぎは良く無いです。
人間だって「お腹いっぱい」って言っているのに「ほら飲め〜」って言われたら、辛いですよね。
植物も同じです。
これはその日の天気や温度を見て調整するのが1番良いです。
あ、あとこれは私も調べるまで知らなかったのですがアサガオは土のみに水をあげて、花や葉には水をあげない方が良いそうです。
植物が水分や栄養を吸収するのは根っこなので土にまんべんなくかけるようにすると良いそうですよ。
実際に私もそうしていますし、元気に成長しています。
置く場所はどこが良いの?

基本的には日光を必要としているので、日光がしっかり当たる位置がベストです。
一軒家の場合は家の外に出して育てる事が出来ますが、マンションなどの集合住宅の場合置き場所が限られます。
私の場合はマンションで、ベランダに置いています。
南側にベランダがあるので、日中はしっかり光も当たりグングン育っていますよ!
あとは夜に人工的な光が当たらない場所も必須です。
マンションも玄関前などの共用廊下側に置いてしまうと、夜間灯がついていて明るいんです。
そうすると昼間だとずっと勘違いをして上手く育たなくなるのでNGです。
風の強い日に関しては、プランターの場合は倒れたり土がこぼれたりする可能性があるので家の中に避難させた方が良いですね。
日光が良く当たり、風通しの良い場所が理想です。
本葉が8枚くらいになったら摘心をする

私も実際に行いましたが、摘心と言って本葉が8枚ほどになったら親ツルの先端を切る作業です。
アサガオのツルはどんどん上に伸びようとするので、ヒョロヒョロと長いツルになっていきます。
そうすると上にばかり花が咲き、下には全然花が無い‥なんて事にもなるんですね。
ですが摘心を行う事で本葉の付け根辺りにある脇芽が育ってきて、横に広がり沢山の花を咲かせる事ができると言われています。
子ヅルも育ってきて葉が5枚ほど増えてきたらまた先端を切って…など、摘心は沢山の花を咲かせるためには必須なのが分かりますね。
ちなみに摘心の際は手でやってはいけないそうです。
ツルの先端をハサミで3㍉ほど切り落とせばOKです!
まとめ
いかがでしたか?
実は私、そんなに花が好きじゃなかったんです。
虫は沸くし管理も大変でもはや嫌い〜なんて思っていましたが、いざ自分の子供が持ち帰った朝顔を見たら我が子のように可愛くなってしまって、ネットで色々調べまくって実践をしています。
うちの子の朝顔は持ち帰ってきたタイミングではかなり弱っていて、花も1つも咲いていない状態でした。(朝に忙しい係を任されているため、あまり水やりを出来ないでいたみたい)
とっても悲しくなって、絶対花を咲かせてやる!!と私が意地になってしまいました。(すみません…)
他の子のプランターには3つ位花が咲いている子もいて、うちの子も少ししょんぼりしていました。
自分の子に花が咲く嬉しさとか、育てることの責任や嬉しさを分からせたいと思い私の方が気合が入ってたくらいです。
でも家に持ち帰ったので管理もしやすくなったし、うちの子も毎日しっかり水やりをしています。
そして今は4つの花を咲かせています。
嬉しい〜!!
もっと咲かせられるよう、毎日観察して様子を見ようと思っています。