幼稚園を卒園してから小学校入学と共に在宅ワークに切り替えましたが、1年経った今でもメリットしか無いなぁと感じます。
パートに出ていた時は毎日が時間との戦いで、常に何かに追われてるようなせわしなさがありましたが、在宅ワークに切り替えてからは落ち着いて日々を過ごせています。
パートの方が確かに月々の給料も安定して貰えますが、職場の上下関係だったり、移動時間を気にしなくて良いので精神的に安定できます。
子供の行事なら前もって休みの申請を出せますが、お熱など急に変更しなければならない時は焦りますし罪悪感がすごいです。
子供は悪くないのに、職場の人に迷惑がかかる事を考えればなんとも言い難い気持ちに。
在宅ワークに切り替えて早1年。
実際に小学生の子供を育てながら感じた在宅ワークのメリットをあげていきたいと思います。
放課後に友達同士で遊ぶ時間を作ってあげられる

パートをやっていた時はまだ子供が幼稚園生でしたが、短時間パートとはいえあまりに短時間だと月々貰える金額ってそこまで多くは無いんですよね。
だから結局、通常の幼稚園の時間が終わったあと預かり保育をお願いして仕事時間を延長してやっていました。
子供的には仲の良い子もいっぱいいて、歳の違う子達との交流もあって楽しかったみたいですが、親的には帰ってきてからの時間が慌ただしくてそれどころでは無かったです。
フルの人に比べれば時間のゆとりがある方だと思いますが、それでも預かりが終わって帰ってきた頃には3時半・4時過ぎになっていたのでそこから急いで夕飯を作ったりシャワーに入ったりして寝る準備をしていました。
今は小学生なので下校時間こそ遅くなりましたが、前のような時間帯までのパートだと子供の帰宅に間に合うようにしなければいけませんし、もし延長させたいなら学童に入れなければいけません。
学童に入れると言うことは帰宅時間もかなり遅くなりますし、ただでさえ幼稚園の時よりも遊べる時間が減ってきているのでより友達と遊べなくなります。
私達の時は土曜日授業があったので、平日の帰りが多分早かったんじゃないかな?って思ってて、今の子達は土曜授業がない分平日にみっちり学習時間を確保されるのでそもそも昔と違って帰宅時間が遅くなってるんじゃないかなって。
パートをしてても子供の帰宅時間に合わせた時間帯で帰れるのなら良いですが、もし延長したい場合は学童に入れますし、そうなると帰ってきてからほぼ遊べなくなるので平日に友達と会うのは難しいかな?って思います。
それに、マンション内で遊んでいても鍵を持たせてる訳では無いので用事があれば結構ピンポンを押されたりします。
オートロックがかかってるのでどこかへ出入りするにも解除してあげなければいけないので、誰か1人は家にいないと色々不便です。
在宅ワークなら家の中にずっといられるので、外へも行きませんし子供も「ママが家にいる」っていう安心感から不安がなく遊べます。
パートが終わって帰って来れば勿論どこのお家のママも家にいるっちゃいるのですが、私がパートをしていた時を思い出すと子供が遊びに行きたいと言ってもなんか面倒に感じて「ダメ!」って言っちゃってたと思います。
早くお風呂も入らせたいし、ご飯も早く食べて欲しいし…ってなんか焦っちゃうので、心にゆとりを持って遊びに行かせたり接することができなくなります。
子供達が遊んで帰ってくる頃には5時過ぎとか6時過ぎになっちゃうので、そこからご飯やお風呂ってなるとママの方が焦っちゃうんですよね。
(明日も仕事があって早いから早くして〜…)
って。
そういう部分で考えれば在宅ワークのママさんは割と時間自体を自由に組み立てられるので、子供の遊びに関しても融通が効きやすいなぁと感じます。
移動がないから焦らない

1番パートをしていた時にしんどいなぁ…と感じたのは「移動」でした。
我が家は旦那が普段出勤に車を使っているので、私専用の車って言うのは無いんです。
だからちょっと遠いところにパートが決まるとバスを使っていかなければいけませんでした。
それが本当にしんどくて。
朝もバスの時刻に合わせてバタバタするし、帰りもこれを逃したら次30分後!!と焦るので着替えやらなんやらがストレスになります。
実際に帰りたい時刻のバスを逃して何度も次の便で帰ったことがありますしね…
車だったとしても疲れ果てた状態で運転する車は意外にしんどい!
これが毎日…って考えると本当に日々苦痛でした。
在宅になってからは子供や旦那をいってらっしゃい!って送り出した後そのまま家の中のことを片付けて仕事にとりかかれるので、夏場の暑い中を歩いて移動したり冬の寒い時を震えながらバス待ちしたりをしなくて良くなりました。
自分自身の問題もそうですが、子供が帰ってくるギリギリの時間までシフトを入れていると間に合うかどうか焦っちゃうんですよね。
きっちり時間通りで切り上げてくれる上司ならありがたいですが、時間に気付かず声をかけてくれない上司だとかなり焦ります。
(もう時間なんですけど〜!!!!)
って。
それで子供が先に帰ってきたら鍵も空いてないし不安になっちゃいますよね。
小学校低学年だと鍵を持たせてもどっかに無くしそうで不安ですし。
帰宅時間の焦りを考えると在宅ワークは落ち着いて仕事ができるので、移動のストレスが無くなります。
宿題などを落ち着いて見てあげられる

勿論パートをしているママさんが落ち着いて見れない!と言うことではありません。
きちんと宿題や音読のチェックもしてあげているママさんも沢山いるので、私自身の話になります。
パートをしていると帰ってくるだけでもうグッタリして、残っている家事もやらなきゃいけないしこっち側も中断したくない作業ってあるんですよね。
一気に終わらせたい!と思っても、子供も音読を聞いて欲しかったり、見て欲しい宿題や教えて欲しい問題があると絶対話しかけてきます。
そうすると子供は悪くなくても「あーもう!」ってなっちゃったり、八つ当たりみたいになって私はイライラしてしまいがちです。
こっちは終わらせたい作業があるのに!!って。
特に今は宿題を親が見なきゃいけなかったり、丸付けもサインも必須なので案外やる事が多くなります。
しかも年々宿題も増えるし、内容も難しくなっていくのでやっぱり親の手助けが必要です。
パートしていた頃のままだったら私自身も時間的な余裕がなくて、勉強を教えるにもイライラしていたと思いますが、入学と同時に在宅に切り替えられたおかげで時間的余裕や精神的余裕が出来てずっと落ち着いて見てあげられています。
進研ゼミなんて早い段階で先の単元の内容が送られてくるので、それこそ親が先生代わりになって勉強をサポートしてあげないと続きません。
家で色々やらせてあげたいって思うなら、やっぱり自分自身にもそれをできるだけの余裕をもたせてあげないと中々持続できないので在宅を勧めてくれた旦那には感謝です。
急な休みでも慌てない

パートしていた頃、子供が急にお熱を出して休まなければいけなくなった時に私の代わりに私が本来入るはずだったシフトの所に入れる人を探さなければいけないって言うルールを知らなくて、普通に店長に連絡をしてお休みのお願いをしました。
そしたら「代わりの人は見つけてくれました?お休みは仕方ないですが、本来入るはずだったシフトに穴が出来ちゃうので人数が足りなくなっちゃうんです。だから必ず代わりの人を見つけてから連絡ください」って言われて、朝からパニックです。
私も知らなかったのもダメでしたが、シフトで組んでる以上その人がいる前提になってしまうので急にお休みされると店的に困ってしまうらしく子供がお熱だろうが代わりの人を朝から見つけなければいけないと言う試練があります。
それがもう本当にしんどくて…
私なんてまだ入ったばかりだったし、周りのスタッフは皆理解がある優しいお姉さん達ばかりだったけどお願いするにも凄く気を使うし、子供がお熱で苦しそうなのにLINEや電話で忙しくてかなりモヤモヤしました。
あれ以降子供がお熱を出さないかヒヤヒヤしてしまって、毎日朝を迎えるのが不安でたまりませんでした。
子供は何も悪くないのに、熱を出されるとまたあの試練を乗り越えなきゃいけないのか…って思うとパートに行くって結構しんどいなって思いました。
でもパートを辞めてからはいつお休みになっても私が家にいるので大丈夫!って思えましたし、あのしんどい休みの申請を出さなければいけないって言う苦しさからも逃れられたのでホッとしました。
子供が何日休んでも在宅ならどうとでも出来ますし、いちいち誰かに申請を出さなきゃいけないとかも無いので安心です。
それ以外にも運動会だったり授業参観だったりまだまだ行事でお休みをとらなきゃいけないタイミングってあるので、それを考えるといつでも休んだり仕事したりができる在宅って強みだなって思います。
長期休みは大変だけどセーブできる

在宅で1番大変な時は「子供の長期休み」。
毎日家にいることになるので、少し仕事モードには入りづらい所があります。
でもそれはパートも一緒。
前のパートの時やっぱり子供の長期休暇前のシフト作成がめちゃくちゃ大変そうだったんです。
ちょうど昼間って同じような主婦さんが多いから、結局子供が毎日いる長期休暇はそれなりにお休みも多くなります。
高学年とか中学生以上であればお家で待てるのかもしれないけど、低学年くらいだとまだまだ心配ですよね。
私も全然シフトに入れなくて、店長のあたりが少し強くなったり。
私たち夫婦の両親は遠方にいるので子供を見てもらうとかも出来ないですし、結局どちらかが家にいないと子供を見る人がいなくなっちゃうのでシフトにも中々入れません。
パートの面接で前もって伝えてあっても、結局採用されたあとは「入ってちょうだい」的なオーラで威圧されます。
それが本当にストレスで、子供のために一緒にいてあげたいのに他の人からは良く思われなかったり。
外の仕事って厳しいなって思いましたし、自分だけの都合で動くのも難しいって言う現実がありますし色々覚悟が必要になります。
でも在宅に切り替えてからはシフトの都合を考えなくても良くなりましたし、長期休み中はだいたい多くの在宅ワーカーさんが仕事をセーブするのでクライアントさんも良く理解してくれます。
この自分のブログも朝早くに起きて書いたり出来ますしね。
家にいれば誰に迷惑をかける訳でもなく絶対この時間じゃなきゃいけない!って言う縛りもないので長期休みも安心して子供と接することが出来ます。
在宅でもパートでも子供が長い休みに入れば大変なのは一緒だけど、外で雇われているとシフトに入らなきゃいけないプレッシャーがあるので精神的に参ります。
それに花火大会などに行く!って決めてても次の日は仕事に行かなきゃいけないって思うと楽しめなかったり。
旅行とかお出かけも在宅ワークなら他のスタッフや店長を恐れなくて済みますし、好きな時にお休みがとれるので思いっきり楽しむことができます。
その代わりそれ以外の空いた時間はしっかり執筆していく!とメリハリをつけられるので楽しいです。
貯金が貯まる

本当にちょっとずつですが色々な余裕から貯金も溜まりやすくなったなぁと感じます。
一気に沢山の額を貯めれるわけではないので、そんな参考になるような貯金術とかじゃないですが、家で仕事をしているとちょっとした工夫を考えられるようになります。
パートしていた時って変な余裕を持っちゃうのか「なんか分かんないけどとりあえずこんだけ出勤していればそこそこ貰えるだろう」って安心しちゃってたんですよね。
だからちょっと買い食いしちゃったり、ジュースを買っちゃったりして案外月々で見たら稼いだ分を使っちゃってるって事の方が多かったです。
服とかもある程度自由に買えるだけの収入にはなりますからね、短時間パートでも。
それが毎月入ってくるって思うと、普段は仕事で我慢してるんだからいっか!ってドカッと使っちゃう日があって結局貯金まで回すお金が無い…なんて事もありました。
でも今は自分で仕事を見つけなければいけない大変さもありますし、ちょっとした金額の積み重ねが月々の収入になっているのでお金の大事さも少しずつ実感するようになりました。
あと旦那が出勤して子供が学校に行ったあと1人になる時間が多くなったので、通帳を見て考えたり、こういうやり方も試してみたいなぁ〜とか色々思いつくようになりました。
スーパーに行く機会も逆に今の方が多くなりましたが、無駄にまとめ買いすると食材を捨てまくるので冷蔵庫の中を見てから行ったり、明日は忙しいから少しだけ多めに買っておこうとか何かとゆっくり考えられる時間も出来て今の方が充実しています。
「これしかない」って思えれば逆にその中で足らさなきゃと努力をするので、パートして小金持ちになってた時に比べて変な余裕をもたなくなりました。
あと旦那や子供から学んだ事ですが、一気に貯金しようとすると失敗しやすいと言う事。
勿論給料日にまとめて貯金をしちゃう人もいると思いますが、私には合っていないと言うか私には違う方法が適しているのかもって気付かせてくれたんです。
特に私の場合は毎月一定額を貰えるわけではないので、決まって何万円貯金する!ってしちゃうと絶対そうしなきゃ!ってストレスを抱えてしまいます。
でも毎月2000円で良いからとりあえず口座に入れておけばいいや。って思ったら案外めっちゃ続くことに気付きました。
5万貯金するのと2000円貯金するのとだと、額が少ない方がハードルは低くなりますよね。
私はここをミスっていました。
額が多い方が貯まるのは早いし、目に見て嬉しくなるので順調なときはやったー!って思います。
でも何かが壊れて買い替えとか一気に大きい額が出る時にかなり喪失感もあったり、せっかくこんだけ貯めたのに…って凄く嫌な気持ちになるんですよね。
日々あんだけ切り詰めて貯めたお金なのにって。
これが問題で、日々我慢しすぎるとその貯金を使わなきゃいけなくなったときになんで!!!!ってなっちゃうんです。
でも毎月2000円をちょこちょこ貯めたものなら、別に普段からそこまで我慢してた訳でもないし貯めることにもストレスが少ないです。
ここで旦那から教えられたのは、人それぞれ続けられる貯金法が違うと言うこと。
大きい額を貯めていける人もいれば、小さい額をコツコツ貯めた方が持続できる人もいる。
性格的な問題もあるから、一概に大きい額を貯めれば良いって事じゃないって言われたんです。
更に子供から学んだのは「お小遣い」。
子供ってちょこちょこお手伝いをして貯金しますよね。
お年玉だったり、親からもらったお金だったり。
でも気付いたら子供の方が賢く貯金をしていた!って事ありませんか!?
無駄に使わないし、目的のためならコツコツ貯めていける。
案外大人よりお金を大事にしてるかもって思いました。
100円でも嬉しそうにしますし、あー自分とは嬉しいの感覚が違うなって気付きました。
私たちはどうしてもお札の方にときめくから、小銭って小さい額に見えちゃうんですよね。
でもコツコツ貯めていけば好きなものを買えるだけの貯金にはなっているって言うのを子供から学んで、貯金のやり方を見直そうと思ったんです。
でもパートしていた時はとにかく仕事のことで頭がいっぱいで、とりあえず仕事に出ていればお金は貰えるからってあんまり家計のことを管理してなかったんですよね。
それがパートを辞め、一定の収入を得れなくなったときに色々考え直さなきゃいけないことが増えたんです。
毎月安定して貰える訳ではないから、どういう状況でもブレない家計にしなきゃいけない。って。
その時貯金の事が頭に浮かびました。
もう大きい額を毎月入れるのは難しいから、ちょこっとずつで良いから毎月確実に入れられる金額を貯めよう。って。
さっきの方法+普段の買い物でお釣りになって返ってきた小銭を都度貯金箱に入れるだけです。
これが思いの外大当たりで、1度も断念する事なく続いています。
一回に貯金する額こそ減ったものの、ずっと続いているからストレスもなくて楽しいです。
これもパートを辞めて在宅に切り替わった事がきっかけで学んだ事だから、時間や心の余裕があるって大切なんだなって思いましたよ。
まとめ
小学生の子供を育てながら、在宅ワークをしていてメリットだと感じた事を書き出して見ました。
本当に時間・心に余裕ができて視野が広くなります。
家を管理しなければいけない立場だからこそ、余裕がないと色んなことを管理するのは難しいです。
在宅は簡単ではないけど、融通がきいたり逆に節約意識も出てプラスになる事が多いのも事実。
最初のうちは安定は望めないけど、色んなことを管理できるだけの余裕はできるので生活を楽しめるようになります。
小学生の間は家に誰かがいてくれた方が子供も安心すると思うので、在宅はかなりメリットが大きいですよ。