今うちの子は小2になりましたが、1学年上がるだけで内容もかなり難しくなったなぁと感じます。
親からするとまだまだ楽勝!って感じるんですけど、多分初めて習う子供にとっては毎日が「?」ですよ。
親は1度通過してきてますからね…小学生〜高校生までの勉強は。
しかも大人になってみるとなんで当時はこんな事が分からなかったんだろう〜って笑えちゃうくらい。
でもちょっと待てよ。
自分も大人になった頭ならすんなり理解できてるけど、当時ってどんだけ分からなかったんだ!?ってふと不思議に思ったんですよね。
子供が2年生になって今やっている学習内容を見ていると「そろそろつまずく子が出てきそうだなー‥」って薄々感じます。
ただの足し算や引き算じゃないですからね!!
「ひっ算」ですよ!!
高度な技が出てきました。
そして漢字もいきなり難しくなった感じ。(あ、シャレじゃないですよ)
多分親的には「2年生くらいまでは学校の授業を受けていればなんとかなるでしょ」って思っちゃいません?
余裕でついていけるっしょって。
いや、甘い!
だいたい3年生から勉強格差が出るって言うけど、私は申しましょう。
きっと1・2年生の時から既に差があったと思います。
低学年のうちは学習内容も簡単だしー…って思ってるとあっという間に分からないまま時が過ぎ、本当に格差を感じるほど差が開きますよ!
それが3年生ってだけで、1・2年生から油断してるとそのツケが3年生から出るな、って感じです。
特に2年生の勉強を甘く見ない方が良い。
その理由をお話ししていきたいと思います。
2年生に進級してすぐの「ひっ算」が危うい

突然2年生になると教科書の内容がなんかとっても複雑…ってなります。
必ず私自身、新しい教科書を貰った段階でこの先何を勉強していくのか?をパラパラ〜って見てはいるので子供がこれから勉強するであろう内容がだいたい把握できます。
うわ、これって2年生から出てたんだ。
私めちゃくちゃ躓いたな〜ってのが、既に「2年生から」出てます。
その最初のハードルは「ひっ算」。
今思うと大したことないやんけ!って思うけど、これ、小学生の頭では結構難しいのよねって思います。
今まではただ横に15+3=18とか書いていたけど、これが縦になるんですよ!!
しかも+の位置とか=がただの線になったり、わーぉ!ですよ。(伝われ)
1の位、10の位の桁合わせに気をつけないと答えがまるで違うマジックが起きますしね。
なぜそこに1の位の数字を持ってきたん!?って思ったり。
子供がね、やっと学校が始まったんですけどひっ算は本当に本当にちょっとで良いから先に親が教えといた方が良いです。
てか2年生の算数は全てかな。
早期教育にあまり関心はないけど、少し前もった予習くらいはしといた方が楽。
ちょっとその単元をやる前くらいに触れておくだけで良いんです。
それで多分突っかかりが変わってきますから!
ひっ算は、
・桁同士を揃えて書くことに苦戦する
・繰り上がり、繰り下がりはどこから持ってきてどう足して引けば良いのか混乱する
・繰り上がった「1」と引いた分の1の処理をどうするのかが曖昧
ひっ算にした途端めっちゃやる工程が増えるんで、これを曖昧に書いたりなんとなくで進めちゃうと癖付いてそのままいっちゃいますよ。
○㎝○㎜が驚くほど子供には難しいらしい

1年生の時って「じゃぁ10㎝引いてみて〜」って言うのは出てこなくて、なんか四角く囲うためのものって感じだったんですけど2年生は定規の本領が発揮されます。
うちは進研ゼミを予習に使ってると前に言いましたが、まだ学校ではひっ算の足し算を繰り返しやってる感じなのでしばらく先になりますが、そのひっ算の山を越えると次にやってくるのが「長さの問題」。
進研ゼミ6月号で出てきましたよ、これ。
「うわ〜出た〜」って、私がね。
子供も「何これ!?ごちゃごちゃでよく分かんない!!!!」って言い出したのです。
なんたって定規ってただ囲うためのものだと思ってたから、まさか定規に書かれている「○㎝○㎜に意味があったなんて!」な訳ですよ。
はい、進研ゼミ様をやっていきましょ〜。
「1㎝=10㎜」
「???????」
「ママ〜なんで1㎝が10㎜なの〜」
「てゆーか、この英語なんなの?(㎝・㎜のこと)」
私「…………………………!」
まずそこの問題かー!!!!!って驚きでいっぱいです。
子供からすると初めてみる光景だから英語は出てくるし、1㎝が10㎜ってなんでー??状態。
いざ進研ゼミに書き入れてみるものの、アルファベットがまずきったない!!!
数字に対してアルファベットの強調が凄くて、う…ってなるくらい。
しかもバランスも悪いし、いや〜こんなに戸惑うなんて…って思いましたよほんと。
まず長さは、
・アルファベットを使う(㎝と㎜にひたすら慣れさせる)
・1㎜が10個集まると1㎝になるっていう事実
・35㎜は3㎝5㎜に換算できるという事実
ここをしっかり繰り返させないと中々定着できません!
大人になるとね、こんなのなんてことないさ〜baby〜なんですけど、子供の頭は混乱しまくりなんです。
なんで!?なんで!?の繰り返し。
親もすっごいイライライラ〜ってしちゃいますけど、そこは外でも見て「私はマイナスイオン」って思ってください。(←よくわからんけど)
とにかく親がここでカリカリイライラしてると子供が余計パニクるんで、落ち着きましょう!!
なんで分かんないの!!!!!
なんで!!!!!!
って言いまくってると子供が自信喪失して、やる気が一気に無くなってしまいますから…
そんな言われたって分からないものは分からないんだ!って謎の悟りを開きますからね。
とにかくこの長さの勉強は「ひたすら繰り返す」のみです。
多分理屈とかいらない。
ひたすら「慣れる」。
そうするとある時さすがに理解してきて、出来るようになりますから。
うちの子も今ならこういう事ね…って理解してます。
まだ学校で長さが出てくるまで時間がかかりそうだから、それまでに空いた時間を使って目で慣れさせます。
定規を見たり、進研ゼミを解かせてとにかく慣れる。
慣れれば見ても「うっ…」って拒否反応が出なくなりますから、ちょっとその単元の前くらいに慣れさせておいた方が良いです。
漢字は80字の倍である160字になる

なんでわざわざ80字って書いたん?って思いますよね。
それは「1年生で習う漢字の数」だから。
その倍である160字は「2年生で習う漢字」です。
しかもいきなり複雑!!
「曜」って漢字あるじゃないですか。
子供が、「カタカナのヨ・ヨって書く」って言ってて。
「書」って漢字は「わー線がいっぱい!」って。
「もう書きたくない」って言ってましたよ。
とにかくごちゃごちゃしてるし、何個線書くねん!!!
カタカナ入っとんねん!!!みたいな覚えにくい漢字が大量発生してきます。
しかもね、1年生の時は漢字をひたすら書かされる地獄みたいなプリントがあって。
でもそれが嫌でも覚えるからテストは毎回100点だったんですよ。
2年生になったら漢字ドリルの書き写しとかで、ノートにやるようになって。
私的、多分プリントでひたすら繰り返し解かせた方が漢字は覚えられるよな〜って感じました。
なんかね、ノートをわざわざ出してきてドリル開いて〜って工程が多いし幅もとるし気が散るんですよ。
でもプリントなら1枚ファサッ!って開いてすぐお手本通り書いていくだけだから、辛いけど間違いなく覚えられるんです。
気も散らないし、幅も取らないし。
宿題に関しては前の先生の方が上手かったかもな〜って思ってます。
面倒だけど漢字に関してはひたすら書かないと覚えられない!って言うのを知ってる感じで。
嫌でもこんだけ書かされたら記憶するじゃろ〜へへへ。みたいな。
今の先生は本当に宿題が簡潔で少ないから「え!?これだけ!?」ってなります。
多分このクラス、自習ができる子と出来ない子の差がめっちゃ出てくるだろうな〜って予感してます。
ま、そんなこんなで漢字も倍になるし字自体が複雑な構成になるから覚えるの大変ですよ。
5W1Hの理解力・表現

親世代の方々、「ふきのとう」って勉強したのを覚えてますか?
懐かしいですよね〜。
で、このふきのとうをやりながら求められたのが「音読の工夫」とか「どういう気持ちで」とか。
昔「5W1H」って習ったのを覚えてますか?
「いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように」
を指す言葉です。
これ、2年生から必須です。
物語の世界観を汲み取ったり、登場人物とかの気持ちとか場面とか色んなのを問題に出されるからこれを読み取れる子じゃないとかなり厳しいです。
まだそれでも聞かれることは簡単だから、答えられますよ。
でもここからどんどん求められる情報が複雑になってくるので、ふきのとう、めっちゃ重要ですよ。
多分これを始めにどんどん複雑になっていくだろうなって分かります。
普段から本をね、読んでなんとなく物語の世界観に疑問を持つ癖をつけた方が良いです。
なんでそう思ったんかね〜
なんでこんな事したんかね〜
みたいな。
親が勝手に聞いて見ても良いです。
そうすれば自分なりにもう1回読み返したり、どうにか知ろうとヒントを見つけようとしますから。
本好きは国語好きってあながち間違ってないと思いますよ。
教科書か通信教材で少しだけ早めに触れておく

ぶっちゃけね、通信教材とか塾がなくても教科書通りに学校は進めていくから基本は教科書さえあればなんとかなるんですよ。
難関校を目指してるとかじゃなく、普通に学校生活に支障がないくらい勉強がスムーズに出来て欲しい!くらいなら教科書を絵本代わりにして、宿題をやってれば問題ナッシングです。
うちの子にも教科書は必ず習う日の前の日に「分かるか〜?」って先に聞いておいてます。
ただ教科書だけだとどうしてもね、ワクワク感が無いんですよ。
そこにはやっぱり進研ゼミとか何か違うものがあった方が楽しかったり。
あと進研ゼミは学校の教科書に合わせた進度で毎月教材を届けてくれるから、予習にピッタリ。
私は進研ゼミほど親は大変だけど予習で使って効果絶大になるもの。って思ってるから、進研ゼミ一択ですけどね。
あ、これゼミでやったわ!って思えるワクワク感って楽しいんですよ。
実感できるし。
進研ゼミをやって数週間後にその単元を勉強し始めるって感じだから、ちょっと先取りしてすぐに学校で取り組めるって言うのが定着を早めてくれます。
とにかく教科書でも通信教材でも単元が始まるちょっと前にはフワ〜っと触れておいた方が良いです。
見慣れるって大事で、初めて見るのともう見慣れてるのとだと最初のスタート時点で差があるんです。
学校でいきなり先生の説明を聞いて「なるほど。分かりました」なんてススーッと理解できるのなんてごくわずかな人。
それに授業中に質問されたり、いきなり解くことを求められた時にその時初めて聞いたんじゃ混乱しますしね。
まだ理解してませんけどー!!!って。
それで間違えた時の恥ずかしさったら…
そうすると発表するのが怖くなったり、当てられないかソワソワしてちょっと気配を消してみるとか勉強以外の方法でなんとか「しのごう」としちゃうんですよ、本当に。
私もそうでしたから。
だから先にね、「私・俺は大丈夫」って自信をつけさせてあげるって意味でも少しだけ触れておくと2年生は躓かずに授業も受けられるしテストも受けられますよ。
通信教材が嫌なら教科書を開いて、一緒に見ましょう。
通信教材をやってみたそうなら今は色んなところから出ているんで、合いそうなのを探しましょ。
うちは進研ゼミ一択です(何回言うねん)
まとめ
足し算・ひき算の始まりは1年生。
それを使ってもう少し高度な技をかけていくのが2年生。
だから1年生から既に物語は始まっているんですよ。
低学年って大人目線でいくと余裕のよっちゃんですが、今現在目の当たりにしてる子供達は初めてだから不安だし授業自体に緊張してるもんですよ。
だから必要以上に気を張ってあんまり勉強の内容が入ってこないこともあるし。
先生の説明分かりづれ〜とも思うし。
でも1人に合わせた進度では進んでくれないから、ビョーンって進んでるし。
わわわわわ〜ってなるうちにもう訳ワカメになるし。
だから先にほんのちょっとだけ触れておくんです。
それが私なりの先取り。
めっちゃ早くにやってもそのあと繰り返しやってないと次々新しいことが入ってきて、すっかり忘れちゃってる事もあります。
だから「ちょっとだけ早く予習しておく」ってことが重要。
1年生・2年生を低学年の勉強だからって甘く見てるとあとあと後悔しますぜ〜。
そうならないようにね、この時期から予習癖をつけておきましょ。