皆さん宿題はどの位の量が出されていますか?
学年によっても違うと思いますが、学年×10分が理想と言われていますよね。
1年生であれば「10分」…のはずですが実際には私の子供のクラスは宿題が多い方だと言われるので、10分では毎日終わりません。
「ねぇ、1組宿題やばいんだって!?」とか「えー…可哀想。」とか噂を聞きつけたママから結構言われますが、確かに子供達を見ていると帰ってきてクタクタな状態で宿題があるのは辛いと思います。
ただ小1できちんと家庭学習の習慣がつけれて宿題がなんとかこなせて行ければ、今後下校時間が遅くなろうが宿題が増えようがペースを変えずに学校とも両立できるようになります。
先輩ママが言っていた「最初が肝心」

私は実際にもう4、5年生の子がいるママに気になって聞いてみたんです。
「結構1組は宿題が多いって言われるんですけど、結構クラスで宿題の差って昔からあるんですか?後小1の段階で字や鉛筆の持ち方とか細かくやらされるんですけど(我が子のクラス)、それって後々何か違ってきますか?」と聞いてみました。
そしたら
「これはね、その子による!としか言いようが無いんだけど、自分から進んで勉強したり楽しいって思えて勝手に出来る子は良いとして…基本的には皆遊びの方が楽しいし、あまり自分から進んで勉強をしたい!!って言う子ってあんまりいないと思うんだよね。クラスによっても先生が宿題とかに甘い人と、徹底的にやらせる先生と結構どの学年でも分かれるんだけど、やるんだったら小1からしっかりやらせる先生に教わった方が最初に基礎を学ぶ時期だから良いんじゃないかと思う。例えばうちの上の子が1年生の頃、宿題に甘い先生で自主性に任せてあまり私から指摘したり、字を直させたりさせなかったんだよね。でも4年生になった今、やっぱり最初から親も一緒になってある程度やらせておけば良かったな…って思うことが沢山ある。まず勉強に対しての焦りが無い!家庭学習の習慣をつけさせなかったせいか、家で自分から進んで勉強するとか無いし、とりあえずやってれば良いかー。で終わらせてるから成績も良くない。あと鉛筆の持ち方ね!人って癖があるじゃん?それって小さい時から当たり前にやっているし馴染みが出てくるから、今更直せなくなったんだよね。4年生になった今でも鉛筆の持ち方変だもん!だから最初が肝心はあながち間違ってないと思う。最初につまづくと後から追いつくために最初からやってた子に比べて数倍頑張らなきゃいけないから、その段階で心折れて勉強が嫌いになる可能性も高いし、今更どうやれば良いのか取り返しがつかない所まで来るから最初から徹底的にやった方が自分が困らないと思うよ」と言われました。
凄く為になったと言うか、グッと身に沁みる先輩ママの助言だったな。と感じました。
実際に育てたからこそ、現在4年生になった今最初からの習慣ってやっぱり無駄では無いと思う。と言っていました。
宿題や通信教材はなんで大事か?

子供も大人も分からない事があった時に気軽に聞けて、分からない事を消化できるタイミングって必要ですよね。
大人から見れば「え、こんな事!?」と言うことでも、子供からすればまだ知識も少なく小さい事でも分からないことって出てきます。
進研ゼミをやっていると、これってどういう意味?と分からず止まる事がある我が子。
どれどれ…と見てみると、確かに小1では文章を読んだだけでは「何を聞かれているのか?」「どうすれば良いのか」が分からない部分ってあります。
逆に進研ゼミを通して「なるほどな〜」と思ってしまう母。
授業って授業参観の時しか我が子を見れないし、普段どこまで理解出来ててどんな事が自分の子は苦手なのか。が把握しづらいんです。
マンツーマンの授業では無いので、先生は皆に同じように説明をしてとりあえずわかるように内容を教えてはくれます。
ただし1人1人がどこまで理解しているかは授業だけで全部把握するには難しいんですね。
そこで「宿題」や「通信教材」が大事になってきます。
そしてそれには「親」の存在が最も重要だと思っています。
先生は教える所まではやるけど、1人1人にアフターフォローできるほど時間をかけられません。
じゃあ誰が子供に分からない事を教えて理解させ出来るようにするのか?
「親」しかないんです。
そして1番今やっている内容を見る事ができ、実際に我が子がどこまで理解できているのかを現在進行形で見る事が唯一できるもの…
それが「宿題」と「通信教材」です。
この2つを実際に目の前でやって貰う事で、自分の子が今現在勉強についていけてるのか?どういう所で分からなくなるタイプの子なのか?をいち早く察知する事ができます。
私にはどちらも無くてはならない物なんです!
宿題は今現在学校でどこら辺の勉強をしているのか?が分かるし、進研ゼミなど通信教材は更に掘り下げて問題を出してくれたりするので、ちょっと応用が加わる問題が出た時に子供が理解して解けるのか?が両方分かるんです。
基礎があり、そこに応用編が加わるので我が子がどこまで適応できるのかを親が知っておくと、すぐに分からないタイミングで解決に導いてあげる事ができます。
この分からないタイミングで。が重要ですよね。
分からないが何個も積み重なってくると、もうどんどん分からない沼にハマっていきます…
内容は日に日に難しくなるし、授業は止まってくれないのでどんどん進みます。
そして授業は面白くなくなり、勉強への意欲もなくなります。
そんな時に聞ける相手がいて、その瞬間に解決できる環境さえあれば子供はつまづかずに勉強に安心して取り組めます。
それを宿題や通信教材を通して、今現在の我が子の理解度を知りつまづいた瞬間に取り除いてあげると次に進んでも問題なく進めます。
だから宿題や通信教材ってちゃんとやるべきだと思います。
ハッキリ言って、それさえきちんとこなせていれば小学生の間はついていけます。
宿題って結構重要に思わない親も多いんですけど、宿題や通信教材を真面目に出来るか出来ないかで後々差が開いてくると思っています。
宿題はいわば今日の大事な内容のピックアップ書。みたいな物なので、例えば我が子が今やたらと繰り返しでやっている算数の「いくつといくつ」。これは今後物凄く算数の基礎として重要になってくる!と言われているものなので、ひたすら宿題で出ています。
我が子はまたこれ!!(笑)って言っていますが、今後この数の組み合わせをちゃんと理解できる子と出来ない子で足し算からひき算など難しくなってきた時のつまづきが大きくなってきます。
宿題を「ただの紙」って思うのか、「超重要書」と思うのかで今後の子供に関わる勉強の軸が変わってきますよ。
毎日これをこなせるとその子の「普通」になってくる

我が子も最初の頃は宿題が少し多くなってきたタイミングで「後でやる…」とか心折れかけていた日もありましたが(笑)、今では「はー疲れた」と言った時に「後で宿題やったら?」と言うと「いや、先にやる」と自分で言っています。
多分最初から変わらず、帰ってきてからすぐ宿題!を徹底させていたので子供自身もなんだかやる事が残っている。と言うモヤモヤがあると楽しくないみたいで、今では何も言わず宿題を帰ってきてすぐにやっています。
私がやっている事としては、まずはランドセルの中身を全部私が出します(笑)
帰ってきてすぐに!です。
そして教科書とノートを全部チェックしてます。
それは特に子供に何か言うわけではなくて、今現在どの勉強をしているのかが分かるのでパーっと目を通しています。
それから次の日の勉強予定になっている内容のページに目を通して、もしかしたら先に一通り聞いてみた方が良さそうな内容は聞いちゃいます。
「これ、意味分かる?」って。
もしそれで分かれば「じゃ大丈夫だね。」って言って、教科書は閉じます。
「これ、何?」と聞かれたら分かりやすく噛み砕いてあげて説明して、答えられるようにしておいています。
進研ゼミでだいぶ前に予習済みではあるのでだいたいは理解出来ているんですけど、子供が前進研ゼミでここにつまづいてたな。と言うポイントは丸付けの際に知っているので、次の日の勉強内容に前につまづいていた問題が出ていたら、もう1度教科書を開いて見せて「前にこれ進研ゼミでやったときにちょっと分からなくて間違えた問題だけど覚えてるかな?」って聞いてみると、結構「あ!」って思い出してます。
これを毎日やるんです。
だから親が関わらないとどうしても低学年のうちは自分から進んでやることに限度があるので、親ってめっちゃ重要なんですよね。
先生が我が子のためだけに勉強を教えることは無理でも、親が我が子のためだけに勉強を教えることは出来ます。
だからどれだけ家で親が関われるか。で、子供は勉強に対しての苦手意識を持たずに進めるかの気持ちのモチベーションが違ってきますよ!
まとめ
今までも家庭学習の重要性は書いてきていますが、宿題を結構可哀想な物。と捉えて私に言ってくる人もいるんですけど、確かに疲れた子供の体にはムチのような物で余計に疲れちゃうのも無理ありませんが、ただ宿題はきちんとやるかやらないかで将来的な大変さは違ってくると思います。
ここでしっかり復習まで完了して進んでいれば今後もつまづかずに出来ます。
ですが今から宿題なんてどうでも良いと適当にやる習慣がついていると、いつの日かあれ?そう言えばこれってどうやってやるんだっけ?と過去の勉強につまづく日がきます。
その日って授業したてで覚えているけど、時間が経つと前の内容って忘れていたりします。
だから繰り返し繰り返しやる事で忘れない記憶になって残り、応用編が出た時も知ってるベースを使って難しい問題へチャレンジできます。
我が子のクラスは今の学年で1番宿題のきついクラスだけど、1番ベテランの先生と呼ばれる先生がついているので絶対に先生なりの長年の悟りで宿題を多めにしていると思います。
必要無かったら出しませんからね。
別に先生の丸付けの負担が増えるだけで、先生に何か影響が行くわけではほとんど無いですし。
と考えれば、どうしてその先生が丸付けの負担が増えたとしても多く出すのか。それをこなせるクラスは夏休み以降、2年生以降で差が出始めると思います。
「たかが宿題。されど宿題」
家庭での勉強が学校やテストでもたらす影響は大ですよ!