学校にはつきもののPTA活動
まず学校に入るタイミングで、皆が気になる事の1つに
役員制度があると思います。
この保護者会幹部の主な仕事は
密に先生と連携をとり、大きな行事から小さな行事まで
園のサポートをしていく事がメインになってきます。
私は幼稚園で会長をやりました。
1年間ほぼ幼稚園に行きっきりで
ボランティアと言う形だけど
ほぼ仕事並みにこなす事になります。
集まりも沢山あり結構大変でした。
幹部の主な仕事

幹部は1年間を通して
沢山の行事のお手伝いや運営をして行きます。
園によって活動内容は違ってくると思いますが
私の子供が通った園の主な幹部の仕事は
- 夏祭り
- 運動会
- お遊戯会
- お餅つき
- 2ヶ月に1度の誕生日会のお菓子の買い出し、袋詰め
- 役員総会
- 行事の中止、延期の連絡
です。
この中でも私の通う園では、
夏祭りは保護者会主催となっているだけあって
先生より保護者がメインとなります。
その為夏祭りは、細かい買い出しや準備も多く
1番大変でした。
幹部ってどんな役職があるの?

幹部にも更に役職があり
1番の主軸となるのが
会長、副会長です。
私の園の役職人数の割り振りは
- 会長 1名
- 副会長 2名
- 会計 2名
- 書記 2名
- 監査 2名
の計9名でした。
主軸の3人は
行事の事を率先して決めるポジションになるので、
結構重要な役割です。
役員会などでも行事の細かい説明をしたり
行事の時には指示出しなどもあり
物事の決定力のある人や、前に出て色々喋れる人
が主軸3人になると
1年間スムーズに運営しやすいと思います。
私は会長だったので
行事の時は全体責任者でした。
ただしクラス役員さん、
その行事を担当する委員さんで
お休みが出た場合は代わりとして入ったり
全体的に動けているか
次に何をやるのかなどの
全体を管理する仕事になります。
勿論主に仕事の指示出しは会長になります。
その他には大きな式がある場合
毎回壇の上で会長挨拶があるので
式典には毎回参加でした。
副会長も式典は一緒に参加です。
副会長は会長のように
式典などの大舞台で挨拶は無いのですが
それ以外はほとんど会長と仕事の差は無いです。
会計の主な仕事は
1年間の色々なお金の管理をします。
収支報告書を必ず提出したり
保護者会費で購入した全てのものなどを
全部記録したりします。
そして夏祭りなどはお金が1番動く行事なので
計算間違いがあったりしてはいけません。
会長が大変そうに見えますが
意外と会計さんはお金が関わる仕事なので
責任があるポジションだと思います。
書記の主な仕事は
保護者へ配る
行事事のお知らせなどのプリントを作成したり、
議事録などをまとめたりします。
パソコンを使う仕事なので
パソコンが家にあったり操作出来る人の方が
やりやすいかな?と思います。
監査の仕事は
役員総会などの度に場所の予約をして貰ったり、
お楽しみ会の為に
どこか協力してくれる企業などが無いか
探したり、お願いしたりするお仕事です。
幹部活動で大変な事

幹部は結構大変で
皆なるべく避けたいポジションと聞いてはいたのですが、
1年間本当に大変でした。
給料が出ても良いんじゃないか?と皆が言うくらい
ボランティアの範囲を越えている気がします。
思ってる以上に1年間学校に付きっきりになります。
細かい決めごとも多いので
幹部でしょっちゅう集まっていました。
話し合いだけではなく
毎月何かしらの買い出しがあり
その度に車を出したり
重い荷物を車から運んだり
買いたいものが揃うまで
ひたすら色んな店を探さなければいけませんでした。
夏祭りのように大量の駄菓子やお面が必要な場合
普通のお店では大量買い出来ないので
ネットで注文をしたり
破損や個数間違いが無いかも
全部中身を出して確認をしたりしました。
卒業記念品も保護者会から出すので
卒業生分の記念品も全て買い出して
1人1人紙袋に名前をつけて
マイネームや鉛筆などを多く入れ間違えたりしないように
慎重に確認して分けていました。
運動会などは運動会終了後
保護者会が前に並び、子供達1人1人に
ジューズなどが入った袋を渡します。
ジュースも勿論何箱も買います。
お餅つきは、園児達がついたお餅を受け取り
幹部で丸めて1つ1つに味をつけたりしました。
お遊戯会や運動会など
全ての行事を先生だけで回す事は難しいので、
幹部を始め役員が総出で
裏方の仕事全てを担います。
運動会などは
何度も園と一緒にリハーサルなどもしました。
ちょっと挙げただけでも
結構幹部はメインメンバーになるのが分かると思います。
本当に仕事のようにこなしていかなければいけないので
メンバー間のコミュニケーションはとっても重要です。
なんでもそうですが
メンバーが合わなかったりすると
1年間揉めたり、
殺伐とした雰囲気の中で活動しなければいけないので
メンバー次第な所はあります。
仲良しメンバーで揃えて
立候補した年は、
やっぱりまとまりが良くて
園の方からも
来年もお願いしますと声をかけられたりします。
でも私たちの年のように
初めてのお母さん同士がいきなり幹部になると
意見で対立したり、譲らなかったり
個性の強い人同士で対立したりして
結構大変な思いをします。
だからもし仲良しなママさんが何人かいる人なら
仲良しメンバーで幹部になると
割と1年間楽しく出来ると思いますよ。
幹部になって良かったことは?

最初は幹部なんて、良い事無いと思うばかりだったのですが
先生方が保護者の見えない所で
沢山子供の為に動いてくれている事が分かったり
中々普段は見れない園の中の様子や
子供が遊んだり、
行事を頑張っている姿などを多く見られるので
そこはとても良かったと思います。
あとは沢山の子に顔を覚えられて
○○ちゃんのママ!!!と
いっぱい声をかけて貰えて嬉しかったり、
自分の子も
ママが園に来てくれていると
安心したり嬉しそうな顔をしていたので
子供たちが頑張っている姿を見られる事は
1番幹部をやっていて良かったと思える事だと思いました。
まとめ
私が実際に幹部を1年間やってみて分かった事は、
1年間仕事のように出向く事が多い
毎月のように買い出しが常にある
行事の細かい役割配分を決め、それを役員総会で何十人に説明したりするのが大変
1年間一緒に仕事をこなす仲間なので、メンバーが重要になってくる
です。
そして幹部は大変な事が多かったけど
子供の頑張りや
園がどれだけ沢山、裏で計画して動いてくれているかが見れたので
そこは良かったなと思えた所でした。
やっている最中は大変だったけど
終わってしまえばあっという間に感じました。
あと役員は
年少の時になるべく終えておいた方が良いと思います。
私は年少のうちに済ませておきたいと思ったので
厳しい役員にも自分から立候補しました。
結果早めに終えて良かったです。
早めに済ませておけば
もうその後役員にならなくて済むし
子供の行事もゆっくり見れるので
年少の時をおすすめします。
そして幹部になったら
幹部メンバーとのコミュニケーション
園長先生や先生方との打ち合わせや相談
などは、大事にして行う事が1番大切かな?と思います。