真似してくるお友達ってなんで真似をするの?小学生の子供も大人も悩む「真似」について

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最近うちの子がお友達に真似ばかりされている…と悩むようになりました。

相手の子はマンションも同じでよく遊ぶ子なのですが、確かに私から見ても持ち物とか気付くと真似していることが多くどうしてそこまでうちの子と一緒のものが良いんだろう?と疑問に思いました。

あまりにもエスカレートしてくると本人的にはやはり気になるようです。

大人でも真似をしたがる人は沢山いますよね。

では真似してくるお友達は何を思って真似してくるんでしょう?

解き明かしていきたいと思います。

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そもそも人は真似から始まる

そもそも論になっちゃいますが、人間というのは産まれた時何も知らずに産まれてきます。

言葉も分からないし、どうやって動くのかも分かりません。

でもちょっとずつ耳で聞いて目で見て自分で実践して物にしていきます。

だから人って誰かお手本となる人がいて真似をすることから始まります。

それを考えると子供が誰かの真似をしたりされたりするのは、さほど変なことでも無く普通と言えば普通になります。

不愉快になってくる真似って?

でも真似ってあまりしつこくなってくると嫌になる人が多いんじゃないでしょうか。

自分も経験ありませんか?

小さい頃や大きくなってからも誰かに真似されたり、真似しちゃった経験。

例えばお揃いで買おう!と言ったものとか約束していて揃えたものならそこまで嫌になりませんが、ある日突然同じ物を持っていた…って事が何度もあると「え!?」とはなっちゃいますよね。

この「何度も」って言うのが不愉快ポイント。

小学校低学年だからまだそこまでの頭も無いしただ単純に良いなぁ〜って真似してるだけでしょって言う人結構いると思いますが、されてる側になった事ある人は嫌になる気持ちが分かると思います。

1個だけならまだしも、次々に真似されるといい加減やめてくんないかな…って正直思っちゃいます。

何でそこまでうちの子と同じにしたいの!?

何でそんなに良いなぁ〜って思うの!?

子供ながらに少し嫌だな…って感じてるって事は、嫌だと思う気持ちはある訳です。

不愉快な真似はそれだけじゃないです。

その子は学校で、うちの子の絵や折り紙の作品もパクるんです。

作品がかぶってまさか後からパクった相手の子が賞をとったりした場合、うちの子からしたら悲しい気持ちにはなりますよね。

やり方を参考にするだけならまだしも、丸パクリはいかがなものかと思います。

さすがに私も「ちょっと最近〇〇ちゃんの真似っ子が多くなりすぎてるよね…」と言いました。

図工とか作品に関しては自分で考えて作ったり書くものだから、そういうのをパクるのは良くないんじゃないかって考えが私にはありました。

ではなぜ真似っ子したくなるのか?

自分が真似したいって思う時心では「良いな〜」って言うのがあると思います。

「可愛い」とか「かっこいい」とか「綺麗」とか「おしゃれ」とか。

どこかで憧れたり、自分には無いものを持っていると「良いなぁ」って思っちゃうものです。

例えば自分の好きな芸能人の方が身につけているアクセサリーとかコスメとか知りたいですよね。

一緒のものをつけてることでなんとなく自分も気分が上がって頑張れちゃったり。

嫉妬とか妬みでわざと同じものを買うとか邪悪な考えでやっている人は別ですが、普通に良いなぁ〜って思ったり可愛い!って思ったものを真似するのは誰しも経験があるっちゃあるんです。

あの子の服可愛いな〜私も欲しい。

あの子の文房具お洒落だな〜私も欲しい。

あの子の絵上手だな〜どうやって書くんだろう?

良いなーって思わないと多分真似って起きないんですよ。

それを考えればそれだけその人に対して憧れがあるんだろうなって思います。

自分にはないものを持ってる。

それから自分ではその発想がなかったけど、それ良いな〜って思った時もちょっと見せて!って言って自分も真似してみたり。

かっこいい芸能人、綺麗な芸能人の方を見てあぁなりたい!って思うのと一緒で確かに自分にはないものが備わっているとそれが魅力的に映って真似したくなるのは普通の心理でもあります。

真似っ子ばかりされる方は良い気がしない

でもそんな事を分かっていても真似されるのが嫌!って思う人も沢山いますよね。

だってそれは「個性」でもあるから。

自分なりに良いと思うものを自分で努力して形にしてきたから、それを物の一瞬でパクられると良い気はしません。

私もどちらかというと真似って嫌いで、自分のアイディアはないの!?って思うし良い人をみて自分もやろう〜なんて軽すぎない!?って思っちゃうし、自分流の何かはないの!?って疑問ばかりが湧いてきます。

自分のアイディアや個性を大事にしているからこそ、それをパクられたり同じようにされるのが嫌って感じるのです。

私は自分の個性が強い方なので多分その感情が強いのかな?って思います。

真似されたくないなら自分を高めるだけ

旦那がね、割と真似に寛容な人なんですよ。

なんでそんな冷静でいられるの?って聞いたら、

「え、だって俺も小学校の時すげー奴がいたらパクってたよ。てかすげー奴ってだいたい決まってるから皆そいつを真似して書いてたし」

サラッと言われちゃいました。

私はそこで思ったんです。

「真似するってそんなに悪い事なのかなー‥」って。

皆何かしら人の良いところを見て尊敬するし、憧れるし、気付かず技術を真似していることもあるのにいちいち目くじらを立てる必要ってあるのかなって。

さっきまでうちの子の悩みを知ってイライラしていた感情がどこかへ消え去りました(単純←)

それで聞いたんです旦那に。

「自分が大人になって自分のアイディアとか意図も簡単に真似されたら嫌じゃない?」って。

そしたら、

「別に。真似できるってことは真似できるほどだって事。真似されるのが嫌なら真似されないくらいの自分になるしかない。誰も真似できないようなレベルまで自分が上がるしかないよ」って。

考えもしなかったです。

「でも小学生だよ?小学生はそんなさ、大人みたいに開き直れないじゃん」

「真似されるのが嫌な気持ちは分かる。凄く。でも、真似ってどこでも起こり得るもの。生きていれば誰かを真似て自分の足しにしていることなんてよくあることだから。だからそんなんでイライラしたり真似しないで!ってすぐに解決しようとしたりしない方が良い。真似って飽きるからいつか。時間が経てばそれに興味を示さなくなったり、違う人の物が良く見えたり真似する方もいづれ飽きてやらなくなるよ」

ははーん、なるほどな!って思いました。

メンタルすげー!って。

旦那が全部正しい訳じゃないかもしれないけど、でも一理あると思うんです。

上に立つ人間っていちいち人から真似されることを気にしてやってませんよね。

凄いものは真似されてしまうし、自分がかっこいい!可愛い!と思うものは身につけたくなるし同じメイクだってしたくなる。

生きている限り真似はなくならないって分かりました。

例えば漫画のワンシーンを静止画で書くなら絵が上手い人ならある程度真似て書けると思うんです。

でもそれをストーリーにしたり、動きを出したり細かい技を使うとなると真似するのは無理ありませんか?

創造力も必要になりますし。

自分ならね、挫折しますよそんなの。

一瞬だけなら頑張って真似るけど、そこから先幅を利かせてください!なんて言われたら出来ませんもん。

オリジナルのものって全てを真似するのは難しいのです。

確かに服を同じにするとかはできるけど、着る人が違えば魅力的には見えません。

モデルさんが着るのと一般の人が着るのとだと雲泥の差がありますよね。

よくありません?

店頭に行って好きなモデルさんが写っている写真を見て自分も着たーい!って着たものの、鏡を見てあらびっくり!

思ってたんと違う…って。

別にその人になれる!っては思ってないけど、せめて同じものを着たい!なんて思ってたけど全然同じに見えない。

同じ服でも着る人が違えば見え方も違うし、やっぱり綺麗で可愛くてスタイルの良い人が着たら倍以上美しく見えるものです。

身近にいる人は真似しやすいから良いなーって思いやすいし、自分でも手が届くって思うから真似るんです。

うちの子は城ヶ崎さんが憧れ(ちびまる子ちゃんの)っていつも言いますが、城ヶ崎さんって周りに動じませんよね。

漫画の話とはいえ、それでもあの立ち振る舞いや姿に憧れがあるのならそれを真似れば良いだけなのです。

ほら、やっぱり真似になるでしょどうしても。

城ヶ崎さんに憧れてクルクルヘアーにしても芋っぽくしか見えない子もいれば、無理してる感に見える子も出てくるだろうし、めちゃくちゃハマって可愛く見える子もいます。

同じクルクルツインテールでも人からみれば全く同じでは無いんですよ。

男子なんて正直だから真似た所で、「おいアイツ今日どうしたんだ!?」ってなっちゃいますよ。

憧れや真似ってその程度。

ずっと続けるのは不可能になってきます。

やっぱり自分らしくいよう!って思える日がきますから。

だから真似される側の人はスン!って動じないスタイルにした方が良いです。

うちの子も城ヶ崎さんに憧れるなら、城ヶ崎さんみたいにスン!って動じない子になれば良い訳です。

自分に似合うものとか自分の出し方を知っているから、周りより華がありますしね。

それを可愛い〜!美人〜!良いなぁ〜!って思うのは心がある以上、人の勝手。

でも全てを真似するのは限界がきますから、放っておけば良いのです。

人にイライラしているうちはまだまだ。

その子が真似できないくらいのレベルまで自分を引き上げれば真似することにも疲れて、やめますよ。

真似されることを嫌って思うのは私も一緒!だけど、今後生き抜いていくためには真似される事を気にせず自分にしかできない事をどんどん高めていくだけです。

真似してる側は自分で創造できるだけの能力やオリジナリティーが無い人な訳ですから、真似する事に疲れる日・自分らしさを出したくなる日まで放置です!(あ、無視じゃなくていちいち気にしない)

もはや真似される側は誇りに思いましょう。

それだけの魅力があるって事ですから。

まとめ

前に人にイライラしたり感情的になりすぎるのは、なんやかんや言って自分がその人と同じステージに立ち対等に向き合って受け止めてるからだと何かの記事で書きました。

もっと上にいる人はもうそんな事どうでも良いのです。

どうでも良いと言うのか気にしている暇もないくらい、自分のやりたいことやしたい事を叶えるために毎日生きていて人がどうのこうのって気にならないのです。

身近にいる同士だからこそ嫌になるのも分かります!

でも考えは自分が変えたほうが楽。

何を言っても真似する人はしたがるものです。

それだけ自分に魅力があるんだ!って自信を持ちましょう。

そしてせっかくそんな魅力を持った自分なのですから、もっと輝けるように最高で最強にキラキラ輝かせちゃいましょ。

小学生とて同じ。

子供だろうとなんだろうと、小さい頃からそういうものに惑わされない精神を持つことは今後生きる上で大事になってきます。

あ、そうよね。

イラっとはするけど全部真似できる訳じゃないからいっか!って。

私には〇〇があるし!って。

そうやって自分にしかできないことに自信を持てれば多少真似されても気にならなくなりますよ。

相手じゃなく、自分の考えをね、変えて自分を高めていきましょう。

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