今は習い事が当たり前になってきましたよね。
うちの子も外でやる習い事は1つやっていますが、それ以外は今の所考えていません。
なぜ今回習い事の記事を書こうと思ったか?と言うと、最近私の記事を有難いごとに沢山見にきてくれる人がいて、1番多く読まれている記事が「習い事関連」だからです。
と言うことは、習い事で何かしら悩んで検索している人が多くて、たまたま検索に引っかかった私の記事を読んでくれているのかな?と感じました。
特に「習い事の先生」に関する記事と「習い事に対する親の姿勢」に関する記事がとても読まれていて、自分以外のだれかのことで悩んでいるのかなぁ?と思いました。
なので習い事の相性の問題について私の意見ですが、書いていきたいと思います。
通うのは親ではなく子供

まず第一に見て欲しいのが、子供が楽しいのかそうじゃないのか?です。
やっぱり嬉しい!とか楽しい!とかちょっとでもワクワクした気持ちがあると、目が輝いて心が踊るもんです。
その習い事に見学に行った時に少しでも子供なりに違和感を感じたり、親から見てこの子にはこのスクールは合ってないかも…って感じたら、その直感を信じて下さい。
私は結果ダンススクールもそうやって決めました。
何個か候補がありましたが、前に通っていた所をやめて2回目に見学にいったスクールが見事にダメで。
ホームページでは中々な受賞歴があるダンススクールで、結構本格的っぽい感じだったのですが、実際に行って見たら思っていたイメージとは違ったし子供がまず楽しくなさそうで。
初めてダンスでこんなにしんどい思いをしたなぁ…って親子共に感じたので、そこは却下しました。
どんなに強かったり、凄い受賞歴や順位があっても自分の子がそこのスクールで発揮できるかはまた別物なんです。
合う子にはそこがぴったり合うし、また別の子には違うスクールの方が合うこともある。
だから見学をしてみて子供が微妙そうなら、強さとか順位とか受賞歴に惑わされず子供がやりたい!と思える場所でやらせた方が後悔しないですよ。
入ってから揺らぎ始めたら違う場所に変えてみる

習い事は変えるなら早いに越したことは無いです。
辞めるときに少し気まずさはあるけど、ステップアップすることも環境を変化させることも全員がやってきたことだしずっと同じ場所に居続けるだけでは色々な視点から学ぶことは出来なくなります。
同じ先生ばかりだとパターンが同じで変化がなくなるし、そこの場所で一緒にやる仲間によってもスクールのカラーが全然違ってきます。
もしかすると先生と子供の相性が合わないのかもしれないし、周りの子達とも合わないのかもしれない。
そう思ったら悩んでいないですぐに環境を変えてあげた方が、子供の心が潰れません。
やっぱり習うからには少しでも先生や仲間と疎通出来た方が良いに決まってます。
人間的な相性が合わないって思ったら場所を変えてみましょう。
それからレベルが合わなくなってきたのもそうです。
うちの子も前に通っていたダンススクールでは物足りなくなってしまったので、人数が多くてもう少し先生の指導レベルも高いところに行きたいと親も子供も思ってしまったのですぐに辞めて変えました。
結果良かったです。
確かにその時は先生に恩があるし、本当に辞めて良いのか…と悩んだりもしましたが子供って成長スピードが人それぞれだから周りのためとか先生のためじゃなくて、自分のために今ある環境を手放す必要があります。
他の子より明らかに上手くなってて成長を感じられるようなら、遠慮しないで辞めて下さい。
もう一段階ステップアップする時が来たんだ、って喜んで上に行くべきです。
うちの子が前に通っていたスクールを辞める時、あるママが私に大して凄い態度をとりましたが(多分自分の子を置いて辞められるのが許せなかった)
でも今のスクールは教室内への出入りは生徒以外禁止で、親同士の関わりも薄くて本当に楽です。
確かに親同士が繋がっていた方が情報も知れて楽だけど、その分面倒が増えるのも確かです。
だから習い事の親関係の悩みも尽きないんですよね。
たまに中に入って見たいなぁ〜って思うときもあるけど、前のスクールのように「自由」すぎる所はやはり節度がなくなってやりたい放題になるので今のスクールは満足です。
もし入ってみて、ちょっとでも悩んだり揺らぐ気持ちが出てきたら他の良いところがないか見学してみて辞めることを検討するのも悪くないですよ。
なんでもそうですが辞めることが悪いこと。じゃないんです。
入ってみなきゃ分からないこともあるし、実際にやってみたら思っている以上に合っていなかった。って事は子供でも大人でもあります。
そこで無理して続けるのか、ちょっとでも自分がやってて楽しいとかここでなら頑張れそう!って思う所に移るかは親次第です。
子供は決定権を持てません。お金の事情や送り迎えなどもありますからね…
そこは子供の気持ちありきで視野を広げて検討してあげると、意外と良い場所に出会えたりしますよ。
学年の違う子たちとの関わりも大事

あともう1つ言えるのが、色々な学年の子たちとの関わりを持った方が良いと言うことです。
社会に出てからも「上下関係」ってありますし、今ってそういうのが少し気薄に感じます。
だから敬わなければいけない人に普通にタメのように接したり、気を使えない子も増えています。
ある程度は先輩・後輩関係があった方が気が引き締まるし、やはり歳上の方が覚えるスピードとか上手さのレベルが上な事が多いです。
うちの子は小1でちょっと難しいスクールに移りましたが、そのクラスでは1番年下の状態で周りは皆上のお姉さん・お兄さんたちです。
ただうちの子が経験者だったこともあって、ダンス歴ではうちの子が先輩。
でも歳でいけば周りの子たちの方が先輩。
な状況もあって、お互いに刺激を受けて一緒に楽しんで色々なことを皆で学んでいます。
歳下でも始めるのが早かった場合はそっちの方が歴で言えば先輩だし、年齢でいけば後輩になることもあるしで状況は様々変化します。
逆にそういう微妙な立ち位置からも学ぶことはあって、いくら歴が上でも自分より上手い!って思う先輩がいれば追いかけるし歳上の人なら気を使って譲ることも必要だし、ただダンスレッスン中は年齢関係なく本気でやる。
だからうちの子の方が上手い場合もあるんです。
ただそういう状況って社会に出てからもあることで、後輩だからって実力が下とは限らないし追い抜いちゃうこともあります。
ただ歴が長い人の方が知っていることもあるし、出来る幅が違うこともあったり様々なんです本当に。
そうやって入れ替わる立ち位置とか、面倒を見たり見られたり、そういう経験も他学年同士が混ざった環境でしか学べません。
同世代だけだと、緊張感がなくなるのでこういう環境も必要なんです。
だから習い事は他学年の関わりが深ければ深いほど学ぶことも多くなります。
自分が実力では上に立つこともあります。
複雑に絡み合う環境下でお互いに刺激を受ける場所っていうのは、心の成長にも繋がるのでそれが多ければ多いほど経験豊かになりますよ。
まとめ
習い事って相性が本当に大事なんです。
先生・仲間・習う内容
これはスクールが違えば本当に教わり方も違ってきます。
だからここだけ!と頑なにならずに、色々経験してみると良いですよ。
うちの子が今通っているスクールは正直遠いです。
でもめっちゃ難しくて楽しい!と言っているので、やりがいがあるし、先輩達に囲まれて面倒を見てもらってありがたみも感じているのでそういう経験ってものすごい大事なんです。
だから時間と経験を無駄にしないよう、子供がのびのびと成長出来るスクール探しを親は必死になってやってあげて下さいね。
お金が高くても移動時間がかかろうとも、子供の才能を伸ばすかダメにするかは親次第です。